事業所診断への活用
WFunによる事業所診断を紹介します。
詳細なレポートはこちら。
WFun得点の解釈(参考)
- WFunは、得点が高いほど、労働機能障害の程度が高いことを意味します。
- 外的基準(症状など)との明確なカットオフ値はありません。
- 大よその目安として、上のような分類を提案しています。
WFunの得点分布(参考)
- 15社(異業種)
- 約36,000人における調査
事業所診断のポイント
- 問題なし(13点以下)の労働者が50%以上である
- 中等度と高度を合わせて(21点〜35点)、20%以下である
- 高度(28点以上)が10%以下である
事業所判定
A |
上記のすべてを満たす |
---|---|
B |
上記のうち2つを満たす |
C |
上記のうち1つを満たす |
D |
上記全てに該当しない |
中小企業の判定
なお、50人未満の中小企業の分析では、「問題なしの労働者」の割合に応じて、判定することが可能です。
A |
問題なしの労働者が60%以上 |
---|---|
B |
問題なしの労働者が50%〜59% |
C |
問題なしの労働者が40%〜49% |
D |
問題なしの労働者が40%未満 |
少人数の職場単位
10人前後のような少人数の職場単位の分析では、「問題なしの労働者が50%以上」という項目のみで判定することも可能です。
[文責:産業医科大学環境疫学研究室]
[更新日:2017年5月25日]