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同門会の皆様へ ご挨拶

 昭和53(1978)年に開学した産業医科大学は今年で満37年を迎え、開学時から講座である我々のリハビリテーション医学講座も同じ歴史を刻んだこととなります。本同門会が発足したのは本学一期生が卒業した昭和59(1984)年であり、今年で32年目を迎えます。当時を振り返りますと、初代故緒方教授が中心となり、浅山助教授、故森田先生、今村先生が教室の臨床・研究・教育の基礎を作られました。そして、3名の本学一期生(安倍先生、田中(宏)先生、田島先生)と合志(旧姓楢原)先生が入門されたのを機に同門会が設立されました。

 以降30年余りで同門会員は100名を超え、本講座に入門した医師のほとんどはリハビリテーション科専門医を取得し、現在もリハビリテーション医学・医療を主務としていることはわれわれの誇りであります。また、同門会員である5名の医師が教授として活躍中であり、6名の理学療法士が大学教授に就任していることは、長年九州だけではなく全国のリハビリテーション医学をリードしてきた賜物であると思います。今年、晴れて本学昭和63(1988)年卒業の佐伯覚先生が本講座3代目の主任教授に就任したことは、同門だけではなく産業医科大学の同窓としても非常に喜ばしいことであります。また、多くの同門の先生方が日本のリハビリテーション医学・医療の中核を担われおり、今後ますます活躍されるものと確信しています。

 故緒方教授が教室の楚を創り蜂須賀前教授が発展させた本講座の今後更なる発展に向け、現在教室を支える若い医師やリハ専門職のますますの活躍を期待するところです。佐伯教授を中心にますます発展できるように、本同門会はその応援をしっかりしていきたいと思います。
 団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)となる2025年に向けて、国は「地域包括ケアシステム」つくりに着手しています。北九州市は政令指定都市のなかで最も高齢化が進んでいます。住み慣れた土地でそこに住む人々と幸せに暮らすことを目的とした「地域包括ケアシステム」がうまく機能するためには、リハビリテーションの役割が極めて重要です。
 今後リハビリテーションの社会的ニードが急速に高まるために、われわれはその社会的役割を果たしていかなければなりません。同門会員が結束しその社会的責務を全うすることで、本同門会が更なる発展を図れるものと思います。「奉仕の精神」を忘れずに、地域社会にリハビリテーションの理念を広げる努力をしていきましょう。

2024年度同門会開催のお知らせ

日 時:2024年9月7日(土)  予定
場 所:JR九州ステーションホテル小倉
   (北九州市小倉北区浅野1丁目1-1)

入会・退会・変更届

連絡先

産業医科大学医学部 リハビリテーション医学講座

〒807-8555 福岡県北九州市八幡西区医生ケ丘1-1
TEL:093-691-7266 FAX:093-691-3529
(教務職員:原田、医局長:伊藤)
E-mail :

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文責:リハビリテーション医学講座 更新日:2024年02月06日

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