公共交通機関による通勤が感染リスクにつながる
通勤による接触を抑制するため在宅勤務の推進が呼びかけられています。
公共交通や通勤時間、通勤距離が感染リスクや感染不安に与える影響について調査しました。
通勤において公共交通機関を利用する場合のオッズ比はCOVID-19感染が4.17、濃厚接触が1.99、感染に対する不安が1.44、通勤に関する感染不安が15.8といずれも高くなっていました。
在宅勤務等や通勤手段を公共交通機関以外とすることは感染防止や不安感の低減に繋がる可能性があります。
Ando, H., Ikegami, K., Nagata, T., Tateishi, S., Eguchi, H., Tsuji, M., Matsuda, S., Fujino, Y., & Ogami, A. (2021). Effect of commuting on the risk of COVID-19 and COVID-19-induced anxiety. Archives of Public Health (accepted)
[文責:産業医科大学環境疫学研究室]
[更新日:2021年12月8日]