入局予定の方へ

はじめに

産業医科大学眼科学教室では、出身大学にかかわらず医局員を募集しています。
眼科に興味のある方はお気軽にご連絡ください。

入局案内

産業医科大学眼科学教室は、平成25年10月1日より近藤寛之教授が就任し新しいスタートを切りました。近藤教授の専門である網膜硝子体手術とくに未熟児網膜症を始めとする小児の網膜硝子体疾患の治療には既に実績があり、さらなる飛躍を目指して力を入れています。未熟児網膜症の患者は県外から の紹介も多く、最近では九州以外からヘリコプター搬送による紹介も増えています。

 当院での後期研修は、眼科専門医が最短で取得できるように、日本眼科学会の研修プログラムに従って4年間のうちの最低1年間は大学病院で勤務して頂きます。また学会での発表、論文作成のサポートも行います。手術は個人の意思を尊重し、白内障、緑内障さらに硝子体手術も、やる気と覚悟がある全ての医師に指導する体制としております。

 これまで入局者の8割は産業医大卒業生でしたが、他大学卒業生の入局は全く問題ありませんし、むしろ大歓迎です。また他大学卒業の医局員たちは産業医大卒業生よりも多くの恩恵が受けられています。というのは、産業医大卒業生は卒後11年間のうち2年間、産業医を行う義務があり、さらに卒後7年目から勤務先に制限(大学病院や労災病院などに勤務)が出てきます。しかし、他大学卒業生は産業医を行う必要はありませんし、勤務先にも制限がないので、大学勤務、関連病院と希望に沿った勤務先を選ぶことができます。後期研修後も本人の希望があれば個人の目標が達成できるように医局がバックアップします。日常臨床をしていく中で研究に興味が出てきた人は、その専門性を極めるため大学院に進むこともできます。また昼間は臨床をしながら夜は研究という社会人大学院制度を選択して甲種学位を取得することも可能です。また妊娠中や育児中におけるスキル維持のための働き方などそれぞれの目標に合わせた個別の勤務形態を設定しています。

 スタッフを含め医局員は仲のよい家族のような関係ですので、皆さんも一緒に働いているうちにいつの間にかその中に溶け込んでいくことと思います。今後もまだまだ発展していくと考えられる眼科という分野で皆さんと一緒に働くことを楽しみにしております。