病気を持つ労働者への就業上の支援の重要性
健康な労働者と比較して、労働機能障害のオッズ比は「支援が受けられている病気を持つ労働者」は1.85倍、「支援が受けられていない病気を持つ労働者」は5.59倍となりました。支援を受けられている労働者は、支援を受けられてない労働者の労働機能障害のオッズ比が約1/3になっていると言えます。病気を抱えながら働き続ける労働者が増えている中、企業が病気を持つ労働者を支援することの重要性が示唆されます。
Igarashi Y, Tateishi S, Harada A, et al. Relationship between support for workers with illness and work functioning impairment in japan during the covid-19 pandemic. J Occup Environ Med. 2022;64(5):e279-e283.
[文責:産業医科大学環境疫学研究室]
[更新日:2022年6月14日]