当院における放射線部の部門としての役割は、X線を始めとした電磁放射線の他、多くのエネルギーを利用して画像診断を行い、診療各科に提供すること、また放射線による治療を行うことです。診療各科ならびに地域医療機関における画像診断の期待に、また、患者様のQOLを尊重した放射線治療に応えるべく日々の業務を行っています。


X線透視検査

X線透視検査とは?

X線を用いて体の中を透視し、撮影を行う検査です。パルス状のX線を用いるため、少ない線量で透視画像がモニターで観察出来ます。  

検査を受ける時の注意点

 ●妊娠中、あるいは妊娠している可能性のあるかたは、検査を行う事が出来ません。
 ●造影剤を用いる検査の場合、造影剤アレルギーのあるかた、気管支喘息のかた、腎臓の働きが悪いかたは、ヨード造影剤を使う検査は受けられないことがあります。

装置の紹介

            
FLEXAVISON F3 -----------------------           SONIALVISION G4

         

当院で行っているX線透視検査


消化器:食道造影、胃透視、注腸、小腸ゾンデ、消化管チューブ造影
整形:ミエログラフィ、神経根ブロック、脊椎生検、関節造影、脱臼整復
リハビリ:嚥下造影
泌尿器:IVP、DIP、膀胱造影、尿道造影、順行性・逆行性腎盂造影、排尿時膀胱尿道造影
婦人科:子宮卵管造影
肝胆膵:経皮経肝胆道ドレナージ、経皮経肝胆嚢ドレナージ、経皮経肝膿瘍ドレナージ
内視鏡:内視鏡的逆行性胆管膵管造影、内視鏡的乳頭切開術、食道静脈瘤硬化療法
循環器:上肢静脈造影、上肢動脈造影、経皮的血管拡張術
その他:PICC挿入、ポート挿入

 

最終更新日

2023年 9月 8日

文責:放射線部 猿渡