地域包括ケア病床のご案内

 

平成30年1月より、当院の4階東(4E)病棟に、17床(4人床4室・個室1床)の

地域包括ケア病床を開設いたしました。

 

 

地域包括ケア病床とは?

  急性期治療が終了し病状が安定したものの、すぐにご自宅や施設等での療養に移行することに不安のある患者さんに対して、在宅復帰に向けて、引き続き、治療・看護・リハビリ等を行い、安心して退院していただけるように在宅支援を行うことを目的とした病床です。

また、地域の医療機関の紹介、介護施設からの依頼等による緊急時の受け入れを行います(病態によって、急性期病床、地域包括ケア病床いずれの病床で受け入れるかを判断いたします)。


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安心して退院できるようにサポートします

  専門職によるリハビリテーションの実施や、ソーシャルワーカーや退院調整看護師による退院支援、退院調整を行い、在宅での生活を見据えた療養支援を行ってまいります。

 

対象となる方

  在宅、または介護施設へ復帰を予定している方であれば対象となりますが、主に、次のような方が対象となります。

 

① 急性期の入院診療により症状は改善したが、もう少し治療・経過観察が必要な方
② 入院治療により症状は安定し、在宅復帰に向けてリハビリテーションが必要な方
③ 在宅での療養準備が必要な方
④ 軽症ではあるが、緊急性のある在宅療養中の方

 

入院から退院までのイメージ

 

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入院費について

  地域包括ケア病床の入院費の計算方法は、一般病床とは異なり「地域包括ケア入院医療管理料1」を算定いたします。

  入院費は定額で、入院基本料・リハビリテーション・投薬・注射・簡単な処置・検査・画像診断などの費用が含まれます。一部適応外の治療・処置などがあります。

    ※入院費以外にかかる費用

      ・食事 ・室料差額 ・テレビ視聴 など

  治療の内容によっては、一般病棟より自己負担額が増額する場合もありますが、月の医療費の負担条件が定められていますので、一般病棟の場合とご負担いただく上限額は変わりません。 

 

入院に際しての留意点

※病状に応じ入院期間は調整しますが、保険診療上60日までです。症状が安定しましたら、ご自宅や療養施設へお戻りいただきます。

   入院日数が60日を超えることが予想される場合は、他院、他施設での医療や療養に移行することがあります。

※病状の変化などにより主治医が判断した場合、一般病棟へ病室を移動していただくことがあります。
  

 

  ご不明な点やご相談などがございましたら、お気軽に職員までお尋ねください。
   問い合わせ: 医療連携室 電話 093-761-0090(代表)


 

  

(平成30年1月1日更新)