病院長挨拶

 産業医科大学若松病院長  藤 本  直 浩

 

 

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 当院の前身は1891年(明治24年)に開設された遠賀郡立若松分院、北九州市立若松病院で、長きに渡り地域の中核的病院の機能を果たしてまいりました。そして、平成23年に産業医科大学若松病院として開院いたしました。

 

 産業医科大学若松病院の初代病院長は佐多竹良先生、二代目が鈴木秀明先生、三代目の酒井昭典先生のあと、令和2年4月より私が受け継いでおります。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。


 当院では、内科は、リウマチ・糖尿病内科、循環器内科・腎臓内科、消化器内科、呼吸器内科、外科は、消化器・一般外科、整形外科、産婦人科、泌尿器科を中心に多くの手術を行っております。さらに、リハビリテーション科、緩和ケア・血液腫瘍科、麻酔科、放射線科が高度な医療を提供しています。本年度より緩和ケア・血液腫瘍科に精神科の専門医を配置し、患者さんの精神的サポート体制を充実させました。その他、脳神経内科・心療内科、小児科、皮膚科、脳神経外科、呼吸器・胸部外科、眼科、耳鼻咽喉科の外来診療を行っています。院内には、化学療法室、無菌室、心臓リハビリテーション室等を備えており、平成285月には、血液透析を中心とした10床の透析室を整備し、診療機能の充実を図りました。


 また、地域医療機関及び地域の皆様からの入院要請に十分に対応するために、平成301月より地域包括ケア病床17床を開設いたしました。急性期からの受け入れや緊急時の受け入れが可能となり、疾患や症状の重症度だけでなく、生活を見据えた看護・介護の視点を重要視した在宅復帰の支援を行っています。

  医療は常に変化しており、より正確で体に負担の少ない診断法、有効性の向上や有害事象の軽減を目指した治療、安全で社会生活への早期復帰を目指した手術方法など急速な進歩が見られます。私たちは、この医学の進歩取り入れるように常に研鑽を積み重ね、そのうえでそれぞれの患者さんに最も適した医療を提供することを目指し診療に取り組んでおります。また、地域の特徴、患者さんおよび近隣の医療機関の方々のニーズを考え、緊密な連携を取りつつ、産業医科大学若松病院のあるべき姿、使命を常に考えて行きます。


 昨年からは、新型コロナウイルス感染症が拡大する中で、病院の使命として、患者さん、職員をどのように守るか、安全な医療を提供できるか、と常に考え、入院患者さんのPCR検査の早期導入などを積極的に行ってまいりました。本年度は、新型コロナワクチンの接種などの役割も果たして行きたいと考えております。


 医療を提供する側が最も重要視すべきものは、「患者さんの満足度」と考えます。このことを常に意識しながら皆様に必要とされ、またご満足いただけるような病院となるよう職員一丸となって邁進してまいりますので、今後とも産業医科大学若松病院をよろしくお願いいたします。