学生生活における注意事項
カルト宗教団体等による勧誘に注意!!
近年、大学生を狙って、大学のキャンパス内やキャンパス周辺で、カルト宗教の勧誘事例が全国的に起きています。
カルト宗教の勧誘は、大学の構内や一人暮らしのアパート等で、最初は宗教の勧誘であることを隠し、アンケートの実施やイベント・サークルの勧誘等の名目で近づいてきます。
学内外でそのような勧誘に遭ったときは、以下の点に注意してください。
◎絶対に教えないこと!
・個人情報(名前、携帯連絡先、メールアドレス、自分のスケジュール等)は絶対に教えない。
◎きっぱり断ること!
・やたらとほめてくる話、条件が良すぎる話、興味のない話は、きっぱり強い意志を持って断る。
◎確認すること!
・サークル活動等の勧誘の場合は、大学公認かどうかをきちんと確認する(公認サークルの勧誘期間はおおむね4月中となっている)。
・相手の素性(名前・学部・学年・学籍番号、外部の人であれば勤務先の会社等)について質問する。質問に対し、勧誘相手の反応があやしい場合は、対応を断り、すみやかにその場を離れる。
◎相談すること!
・断りきれない強引な勧誘を受けた場合、不安を感じた場合は、身近な教職員(指導教員・サークル顧問・学生部長)、または学生課に相談す る。
◎これが誘い文句!
・次のような誘い文句や勧誘行為には特に注意する。
1.「売店(体育館他)の場所を教えてくれませんか?
教えてくれたお礼をさせてください。」
2.夜間や休日、突然アパートに来て、サークルのイベント参加にしつこく誘う
3.「サークル活動を見学しに来ない?友達もたくさんできるよ」
4.「サークルの仲間とスポーツをやりませんか?」
5.「一緒にボランティア活動をしませんか?
今週の週末の予定は?」
6.「有名な先生の講演会があるけど、良かったら一緒に行かない?」
★油断するとこうなる!
(第1段階)
勧誘者は優しくあなたに声をかけて食事やイベント等に誘い、時間をかけて擬似的な信頼関係を作ります。
(第2段階)
次第に断りにくい雰囲気をつくり、カルト団体の活動に誘ったり、泊りがけの勉強会に連れて行こうとします。
(第3段階)
カルト団体の活動に加わってしまうとマインド・コントロールにより正常な判断ができなくなり、学業に支障が出るだけでなく、精神的・肉体的・金銭的にも学生生活が破綻してしまい、皆さんの将来も台無しになってしまいかねません。
学外のアパート等において、しつこく勧誘されて困った場合は、その場で110番通報をすると警告し、引き下がらない場合は通報してください。
もし、カルト宗教団体や怪しい学生団体の勧誘を受けた場合や見かけた場合には、学生課まで連絡してください。
学生課
電話:093-691-7211
メール:gakusei@mbox.pub.uoeh-u.ac.jp
カルト宗教団体に入会してしまうと、マインド・コントロールにより正常な判断ができなくなり、精神的・経済的に多大な被害を受けるばかりでなく、友人や家族をも巻き込み、人間関係を壊すことにもなります。健全な学生生活を送ることができなくなり、皆さんの将来も台無しになってしまいます。
最初は、安心感を持たせるような誘い方をしてきますが、個人情報を教えてしまうと、自宅訪問、電話、メール等により執拗な勧誘を受けることにもつながりますので、個人情報はむやみに他人には教えず、怪しいと思う場合は、きっぱりと強い意志を持って断ってください。
カルト団体の活動に加わってしまうと自ら脱会する気持ちが喪失してしまい、学業に支障が出るだけでなく、精神的・肉体的・金銭的にも学生生活が破綻してしまいます。
文責:学生課
更新日:令和5年12月25日