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平成20年度企業人事・労務担当者向けメンタルヘルス対策支援プログラム

 
第1期受講が終了しました。

第1期開講は当初20名定員としておりましたが、申込多数のため31名まで増やして開講し、うち19名の方が全ての課題提出により修了されました。
受講された方々へ本プログラムへの評価アンケートにご協力いただき、「人事・労務担当として業務の参考になった」などの大変良い評価をいただくことができました。
平成21年度以降も開講いたしますので、是非受講いただき、御社におけるメンタルヘルス対策推進にお役立て下さい。(平成21年度以降は有料となります。)

以下にアンケートの回答の要約を掲載します。

今回の受講の理由は?

「人事・労務担当としての業務知識習得のため」
「メンタルヘルス対策が急務である・今後対策が必要」
との理由が大半です。リスク管理のためのメンタルヘルス対策の必要性はどの企業でも同様だと思われますが、生産性の回復という側面からも、人事・労務担当の業務として捉えていただくことが、本プログラムのポイントの1つです。


Eラーニングの内容について

教材のボリューム、難度等については適当であるとの評価をいただきました。しかし、日々の業務をこなしつつの受講と、4月という忙しい時期の開講ということもあって、受講期間(全6回で約2ヶ月間)はもう少し長い方がいいとのご意見も多数ありました。
なお、インターネットによる遠隔講義という形式、ケーススタディを盛り込んだ内容、アニメーションによる画面展開等、対面講義とは違ったEラーニング独特の受講形式も概ね好評でした。


課題について

各6回ごとに課題を出したのですが、難しいとのご意見をいただいています。
課題は解答の出来を評価するためでなく、考えることを通して受講者の理解を深めるためのものです。


受講しての感想や参考になった点としてお寄せいただいた内容の一部をご紹介します。

産業医や保健師といった社内の専門家との関わりが非常に参考になった。今までの自分の考え(メンタル問題は、産業医・保健師に任せておけばよい)が間違っていることがよくわかり、本コース終了後は、産業医等とのコミュニケーションもよくとれるようになった。

単なるe-learningでなく、大変わかりやすい教材であり、受講者として理解の促進に大いに役立った。

弊社での取り組みについて再認識でき、不足している取り組みや今後進めることが必要な取り組みについて良くわかった。

健康管理部門の担当者として、基本的な取り組み姿勢から、一次・二次・三次の予防と取り組みの優先順位、リスク評価、社内・社外の資源の活用の注意点、さらに効果の測定など重要事項が網羅されており対策の全貌を鳥瞰できた。さらにEAP先進国アメリカの説明等もあり、数年先までの進むべき方向性も垣間見えた。

メンタルヘルス対策に直接、間接関係する社内の制度を再確認する課題があり、とても参考になった。 今後メンタル不調者復職支援制度を導入するにあったての参考とできた。

今回、始めてe-iearningで学習したが、自己の時間を有効に使え、非常に学習し易かった。また、一方的な講義でなく、インストラクターとの質疑応答、他の受講者の疑問点、意見も知ることができ問題点を共有できる点が非常に良かった。

実際に職場で起こりそうな出来事、実務内容に沿った説明や例題が多くて参考になった。

受講期間後も、この教材を振返り参考に出来るようにしてほしい。前知識として必要なものが網羅されているが、今後の対応時や対策検討する際にもとても有効だと思う内容なのでなんらかの手段でこの教材を復習できるようにご検討をお願いしたい。

弊社の他人事スタッフ、事業所のスタッフにも受講を勧めたい。

 

インストラクターより

4月からの人事部門として特に忙しい時期にもかかわらず多くのご参加を頂きありがとうございました。
インストラクターとしても時間をかけて作成した教材に対するご質問や、ご意見から反対に学んだ点もありました。第1期にご参加頂いた方々の今後のお仕事にお役立て頂ければ幸いです。

 
産業医実務研修センター講師 亀田 高志