産業衛生科学科(旧:環境マネジメント学科)卒業生
株式会社神戸製鋼所 衛生管理者 中山 彩 さん
中山
彩
さん
福岡県/筑紫高等学校
出身
安全や健康に関わる仕事。
「本来こうあるべき姿」を現場でしっかりと伝え続ける。
主として「衛生」の分野から病気やケガを未然に防ぐ取り組みを行っています。具体的には熱中症予防対策の検討、化学物質の体への影響度測定・管理などです。安全や健康に深く関わる仕事なので、組織のため現場で働く人たちのために「本来こうあるべき姿」をしっかりと伝え続けることが大切だと考えています。時には現場の方にストレートに注意することも厭いません。喜ばれることばかりでないのが現状です。しかし、現場からのさまざまな相談をきちんと受けとめ、一緒に考えながら問題を解決できたときや感謝の言葉をかけていただいたときには、この仕事を選んで良かったという大きな充足感を覚えます。
現在の仕事は、さまざまな部署の人との協働作業という一面をもっています。馴れ合いすぎず、距離を取りすぎず「ちょうどよいバランス感覚」が求められる場が少なくありません。大学のグループワークで毎回異なるメンバーと一つの目標を達成する経験を重ねることで養ったコミュニケーション力が、このバランス感覚を磨いてくれました。これからの目標は専門知識をさらに深め、さらに判断力や行動力を高めて、仕事の幅を広げていくことです。また、どのような状況でも落ち着いて判断し、すぐに行動できる力も身につけたいと考えています。
産業医科大学大学案内2027から抜粋
特別民間法人中央労働災害防止協会 作業環境測定士 石橋 洋行 さん
石橋
洋行
さん
福岡県/自由ケ丘高等学校
出身
目指すのは労働災害ゼロ。
何も起こらない職場の実現を自分の使命と信じて。
事故や健康被害を未然に防ぐため、工場や事業所を訪問して空気中の有害な物質が含まれていないか、騒音や暑さが問題になっていないか等の調査をしています。この仕事が働く人の「安全」や「健康」を守ることに繋がっている。そんな実感が日々のモチベーションになっています。測定や確認を行ったあとに、「安心して作業できるようになった」「職場環境が良くなった」と現場の方から声をかけてもらえることも。けっして派手な仕事ではありませんが、確実に人の役に立っているという手応えがあります。
大学での学びはさまざまなかたちで自分を形作っています。中でも印象に残っているのは、ある授業の中で聴いた「1万人の一人」というエピソード。「大きな集団の中では同じ仕事ができる人は何人もいるように見えるが、誰か(たとえば家族)にとってはかけがえのない、たった一人の存在である」。この言葉は今も大切な指針です。「労働災害ゼロ」、つまり「何も起こらない職場」を実現することが、社会から期待されている自分の役割だと信じ、これからも頑張っていきます。
産業医科大学大学案内2027から抜粋
厚生労働省 労働基準局 労働基準監督官 宿利 謙太 さん
宿利
謙太
さん
福岡県/八幡高等学校
出身
仕事と生活が調和し、
健康で充実して働けるそんな社会の実現を目指して。
労働基準監督官は、法に定める基準を事業主に守らせることにより、労働条件の確保、働く人の健康や安全の確保を図ることを任務としています。今の仕事のテーマは「過労死等防止」。過労死等は、本人はもとより家族や遺族にとって計り知れない苦痛であり、社会にとっても大きな損失です。過労死等がなく、仕事と生活が調和し、健康で充実して働き続けることのできる社会の実現に寄与すること。それが私の使命です。自分の仕事が「日本中の人の行動や生活に影響する」という大きなスケール。他ではなかなか得られない「やりがい」を感じています。
本学の授業を通して「労働者が安全で健康に働ける環境」をつくることの大切さと、労働災害の未然防止について深く学ぶことができました。だからこそ「法令を守らせる」ことだけを目的とせず、「どうすれば事故を防ぎ、働く人の心身の健康を守れるのか」という本質的な改善を事業主に働きかけることができていたと思います。産業医科大学で得た知識と経験をバックボーンに、目の前のことを一生懸命に。とても充実した毎日です。
産業医科大学大学案内2027から抜粋
株式会社SUBARU 衛生管理者 安松 愛衣 さん
安松
愛衣
さん
福岡県/福岡雙葉高等学校
出身
モノづくりに関わる人たちの
声を聞き、寄り添いながら安全と健康をサポート。
SUBARUは、クルマに乗る運転手や同乗者のみならず、歩行者など周囲の人も含めた多くの人の安全に配慮したクルマづくりを行うなど、自動車業界の中でも「安全」に対する意識が高い企業であると認識しています。そこでプライドを持って働く人たちを守る一員になりたいと思い、UBARUへの入社を志望しました。
私が所属しているのは、工場で働く作業者の安全と健康を守る部署です。法令を遵守し、工場において、事故や火災が起きたり、作業者がケガをしたり病気にならないように、職場環境を整えたりルールを決めたりしています。そのために職場をパトロールして、現場の声をたくさん聞くように心がけています。様々な方と話をして、安全と健康に関する小さな課題から大きな課題までみんなで考え、みんなが納得するように解決することで、みんなが笑顔になります。多くの人を笑顔にできることが、衛生管理者の仕事の醍醐味だと感じています。大学で作業環境測定や産業衛生の分野まで深く学んだので、法律や具体的な身体への影響などを踏まえて、有効な改善案を導くことができていると思います。作業者に寄り添いながら会話を重ねて、安全に配慮した設備を導入したとき、「ありがとう」「一緒に考えてくれてうれしい」などの言葉をいただくことが、何よりの励みになっています。
産業医科大学大学案内2026から抜粋
一般財団法人京都工場保健会 作業環境測定士 番匠 誠太朗 さん
番匠
誠太朗
さん
広島県/大門高等学校
出身
職場の有害物質などを測定し環境の改善を図ることで
労働者の病気を防ぎ、命を守る。
作業環境測定士として、労働者が働く作業環境中に有機溶剤や粉じん等の有害物質がどれくらいあるかを把握するための測定や、工場から排出される有害物質や騒音、振動等の測定、コンサルティング業務を行っています。
高濃度の有害物質が検出された場合、現場の状況を確認してヒアリングなどを行い、その原因を明確化し、どんな方法で改善できるかを提案することが、作業環境測定士の重要なミッションの一つです。理論的に物事を組み立てて、答えを導き、実際に作業環境の改善につながると大きなやりがいを感じます。作業環境測定を実施することで発症する病気を未然に防ぎ、労働者の健康を守るという、重要な役割を担っていると自負しています。
環境マネジメント学科(現・産業衛生科学科)では、卒業と同時に第一種衛生管理者と第二種作業環境測定士の資格を取得できます。そのおかげで、現在の仕事に就くことができました。また、労働衛生分野における基本的な知識を在学時に学んでいたため、仕事でも役に立っています。これからも目の前の仕事を確実にやり遂げつつ、仕事に関連する資格を取得してステップアップしていきたいです。
産業医科大学大学案内2026から抜粋
東京労働局 労働基準監督官 池口 睦己 さん
池口
睦己
さん
福岡県/鞍手高等学校
出身
管轄の事業場の調査を行い、法律に基づいた環境改善を実施。
労働者と使用者の両方を守る。
労働基準監督署では、職場環境で悩んでいる労働者の方や、労務管理で問題を抱えている事業場の方の相談に乗ったり、定期的な監査として様々な事業場を訪問して、法律違反がないか調査などを行っています。法律が守られていない状態の職場環境では、命が危険にさらされる可能性が高くなり、場合によっては労働者が亡くなってしまうこともあります。私たち労働基準監督官は、そのような状態を改善するために調査をします。公務員という職種の中でも、外に出て業務を行う数少ない仕事であり、それがこの仕事の魅力の一つでもあります。
在学中に学んだ、「安全衛生とは『危険がなく、生を守ること』。安全衛生という学問は「誰もが安心できる環境を作り、命を守るための学問である」という言葉が今でも心に残っています。本学では、産業医学や産業保健学という専門性の高い学問を学べます。実際、労働安全衛生法を専門的に学べたため、同期と比べてアドバンテージがある状態で業務を行うことができました。安全管理や衛生管理についての専門知識が多いので、スムーズに安全衛生に関する業務を学べ、実務に取り組めています。
産業医科大学大学案内2026から抜粋
マツダ株式会社 衛生管理者 早川 凌 さん
早川
凌
さん
福岡県/宗像高等学校
出身
仕事と生活が調和し、
健康で充実して働けるそんな社会の実現を目指して。
労働基準監督官は、法に定める基準を事業主に守らせることにより、労働条件の確保、働く人の健康や安全の確保を図ることを任務としています。今の仕事のテーマは「過労死等防止」。過労死等は、本人はもとより家族や遺族にとって計り知れない苦痛であり、社会にとっても大きな損失です。過労死等がなく、仕事と生活が調和し、健康で充実して働き続けることのできる社会の実現に寄与すること。それが私の使命です。自分の仕事が「日本中の人の行動や生活に影響する」という大きなスケール。他ではなかなか得られない「やりがい」を感じています。
本学の授業を通して「労働者が安全で健康に働ける環境」をつくることの大切さと、労働災害の未然防止について深く学ぶことができました。だからこそ「法令を守らせる」ことだけを目的とせず、「どうすれば事故を防ぎ、働く人の心身の健康を守れるのか」という本質的な改善を事業主に働きかけることができていたと思います。産業医科大学で得た知識と経験をバックボーンに、目の前のことを一生懸命に。とても充実した毎日です。
産業医科大学大学案内2025から抜粋
中央労働災害防止協会 作業環境測定士 荒武 理男 さん
荒武
理男
さん
福岡県/香椎高等学校
出身
労働現場の最前線で、災害防止に貢献できる作業環境測定士。
命を守る作業現場を作り出す。
作業環境測定士の仕事を選んだのは、自分自身が学生時代のアルバイトで労働災害を経験したからです。労働災害は、唐突に誰にでも起こりうることですが、絶対にあってはならないことだと、経験したからこそ強く感じています。
作業環境測定士には、労働環境が抱える問題を解決するために改善策を提案し、労働者が安全で健康に働ける職場環境を作り上げていく役割があります。日々の業務では、工場などの労働環境において有害な因子(化学物質や粉じん、騒音等)がどの程度存在し、労働者にどのような影響があるのかを機器を使って測定しています。現場を見て直接改善に取り組めるため、最前線で労働災害防止に貢献することができる仕事です。作業現場の安全や衛生に関わる最新情報や疑問点を聞かれることも多く、頻繁に改正されている安全・衛生に関する法律の最新情報を収集し、勉強し続ける必要があります。また、それらの情報を自分の言葉で正しく伝える、コミュニケーション能力が求められる仕事だと感じています。働く人がいる限り、労働災害防止活動が必要であり、その知識を持つ人材が求められます。需要がある分野であり、様々な現場で活躍できる仕事です。
産業医科大学大学案内2025から抜粋









