厚生労働事務官 金﨑 優太 さん

厚生労働省 労働基準局 安全衛生部 計画課

法を整備し、安心・安全な職場環境を支援。国の重要な任務を担えるのは大きなやりがいに。

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金﨑 優太さん

より多くの働く人を支えるために、国のためにできる仕事を志望。

  国のために大きな仕事に就き、より多くの人々を支えたい。その思いから現在の仕事を志望しました。今の部署では、厚生労働省管轄の独立行政法人が運営する各種施設や事業を担当。産業医や衛生管理者をはじめとする産業保健スタッフの支援、労働者の健康に関する研究など幅広い対応を行っています。
 法律や方向性を決めていく役目ですので、国との調整や各所とのコミュニケーションが求められる任務。この国の重要な業務を担えることは、大きなやりがいにつながっています。

大学で学び、身に着けた論理的思考で問題にぶつかっても、解決へ導いています。

 大学では、産業保健の専門知識はもちろん、論理的思考を学び、身につけられたことがよかったですね。労働基準監督官として現場に出ていた時も、相談者の話を表面的ではなく、悩みの本質を把握しながら聞き、公正中立の立場で最善策を提示。自分が問題にぶつかった場合にも、本質を見定めて論理的に物事をとらえ、解決に導く考え方が役立っています。これからも大学での学びと現場での経験も活かしながら、すべての働く人が安心、安全、そして健康で働ける職場環境を実現するために、法を整備し、支援していきたいと考えています。

産業医科大学 大学案内2023から抜粋