開学50周年に向けて

 産業医科大学は、「産業医学の振興と優れた産業医・産業保健専門職の養成、質の向上」を目的として、1978年に設立されました。 

 我が国唯一の産業医学に特化した大学として、初代学長が掲げた「人間愛に徹し、生涯にわたって哲学する医師及び保健従事者を養成する」という建学の使命のもと、働く人々の健康を支援し、企業と社会の発展に貢献するため、不断の努力を続けてまいりました。
 2028年には、本学は開学50周年という大きな節目を迎えます。この間、本学の卒業生は、企業における産業医をはじめ、産業保健師、看護師、衛生管理者、作業環境測定士など、働く人々の健康と安全を守る専門職として活躍し、職場における多様な課題に対応しながら、産業保健の現場を牽引してきました。その活動は、職場環境の改善、メンタルヘルス対策、生活習慣病の予防、治療と就労の両立支援など、多岐にわたり、社会の持続的な発展に寄与する重要な役割を果たしています。更に、大学や研究機関において産業保健分野や臨床分野の教育・研究に携わる教員や研究者、臨床現場においても、医師、看護師、臨床検査技師など、本学の卒業生は各方面で高度な専門性を発揮しながら活躍の場を広げています。


 産業医科大学では、以下の取組を実施しております。  

 教 育

医学部及び産業保健学部では、1年次から系統的な産業医学・産業保健教育を実施し、病院等での実習に加え、企業での現場実習にも力を入れています。国家試験においても、医師・保健師・看護師ともに全国トップクラスの合格率を誇り、高い倫理観と専門性を備え、自律的で指導力のある産業医・産業保健専門職の養成を進めています。また、アジア諸国を中心に多くの留学生・研究生を受け入れ、国際的な教育・研究交流も活発に行っており、産業保健分野におけるグローバルな人材育成にも貢献しています。

 研 究

働く人々の健康を守る産業医学研究の中心拠点として、職業性疾患の予防、メンタルヘルス対策、労働環境の改善、基礎医学、疾病治療や社会復帰に関してなど、世界をリードする多くの研究成果を生み出しています。これらの研究成果を社会へ還元することで、世界で働く人々の健康向上に大きく寄与しています。

 診 療

産業医科大学病院は、北九州地域で唯一の大学病院・特定機能病院として、高度急性期医療・最先端医療の提供に努めており、若松病院と一体となって、地域医療の中核としての役割を果たしています。更に、職業性疾病の診断・治療や治療と就労の両立支援など、産業保健に関わる医療も積極的に展開し、全国的にも高い評価を受けています。

 社会貢献

全国の事業所等に産業医・産業保健専門職を輩出するとともに、過労死等防止対策セミナーや産業医学関連研修を通じて、毎年多くの産業医学・産業保健専門職の養成と支援を行っています。また、国際的な産業保健活動を推進し、様々な海外学術機関との連携により世界の労働者の健康に貢献しています。地域においては、市民公開講座等を開催し、健康増進に寄与するとともに、東日本大震災や能登半島地震などの災害支援、福島第一原発事故対応など、国や自治体からの要請に積極的に応えています。本学の知見は、特許出願や産学連携を通じて社会に還元され、働く人々の健康を守る取組を続けています。

 この記念すべき50周年は、これまで本学の発展を支えてくださった卒業生、教職員、学生、地域の医療機関、住民の皆さまをはじめ、多くの関係者の皆さまへの感謝を表す機会であるとともに、今後の更なる成長と飛躍を目指す重要な節目でもあります。本学は創立以来、働く人々の健康を支援し、企業と社会の持続的な発展に寄与する大学として、教育・研究・診療・社会貢献の各分野で着実な歩みを続けてまいりました。50周年を迎えるにあたり、これまでの歩みを振り返りつつ、未来に向けて新たな挑戦を開始することで、より一層社会に必要とされる大学としての使命を果たしてまいります。

 

 2021年には、20年後を見据えた長期ビジョン「産業医大未来構想2040」を策定し、産業医学・産業保健分野の第一人者としての使命を再確認するとともに、今後の社会経済構造・疾病構造・就業構造の変化に対応した診療体制構築の必要性を改めて確認しました。開学50周年記念事業では、この未来構想の実現に向けた取組を着実に推進するとともに、本学の理念と役割を広く社会に発信し、この事業を次の世代へとつなぐための意義あるものにしてまいります。  

お知らせ

2026. 4. 1 産業医科大学50周年記念事業募金の受付を開始しました。

2026.4.1 産業医科大学50周年記念事業ホームページを開設しました。

産業医科大学の歩み

1978年 学校法人産業医科大学設立

産業医科大学開設

第1回入学試験風景

開学式

1979年 産業医科大学医療技術短期大学開設

産業医科大学病院診療開始

大学病院竣工

1982年 産業医科大学医療技術短期大学専攻科開設

1983年 ラマツィーニホール竣工

ラマツィーニ像除幕式

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ラマツィーニホール

1984年 産業医科大学大学院開設

産業医学基本講座開講

大学院発足パーティー

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産業医学基本講座

1986年 産業生態科学研究所設置

産業生態科学研究所開所式

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産業生態科学研究所

1988年 開学10周年

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医生祭第10回記念

1991年 産業医実務研修センター設置

産業医実務研修センター

産業医実務研修センター開所式

1996年 産業保健学部開設

産業保健学部開設式

1998年 開学20周年

開学20周年記念式典

2004年 産業保健学部環境マネジメント学科開設

2008年 開学30周年

開学30周年記念式典

開学30周年記念式典

2011年 産業医科大学若松病院開院

若松病院開院

2013年 産業医科大学大学院医学研究科産業衛生学専攻(修士課程)及び看護学専攻(修士課程)開設

2015年 産業医科大学大学院医学研究科産業衛生学専攻(博士課程)開設

2018年 開学40周年

開学40周年記念事業報告会

南別館見学会

2020年 産業保健学部環境マネジメント学科を産業衛生科学科に名称変更

2023年 急性期診療棟開院

急性期診療棟開院

6つの記念事業

本学では開学50周年を迎えるにあたり、6つの記念事業を計画しております。  

開学50周年継承・発展事業

 1978年の開学以来、半世紀にわたる本学の歩みについて、卒業生、学生、企業、地域の医療機関、住民の皆さまをはじめとする関係者の皆さまとともに振り返り、次の半世紀に向けた更なる発展へとつなげてまいります。開学50周年を迎える2028年に開学記念式典及び周年記念公開講座を開催することや、本学に多大なご貢献をいただいた方々への顕彰などを通じて、本学の理念と使命を改めて共有し、未来への展望を皆さまとともに描いてまいります。

学生支援事業

 開学40周年記念事業として実施している「奨学金給付制度」「修学援助奨学金貸与制度」「緊急学業支援貸付金制度」について、対象を拡大するなど発展的に継続し、学生が安心して修学できる環境を提供します。また、産業保健活動の実践を学ぶ機会を提供するため、事業所等の訪問に必要な旅費の一部を支援します。

卒業生等支援事業

 学生、卒業生間の交流イベントを企画・運営するほか、卒業生が勉強会等で外部の会議室を使用する際の支援を行います。また、卒業生を対象としたキャリアアップにつながる講習費用の一部支援等を行うほか、卒業生以外の産業医等有資格者に対して産業医学関連研修等を通じて、さらに専門性を高めていくための支援を行います。  

国際交流支援事業

 大学院での外国人留学生の積極的な受け入れや大学院生が海外で開催される国際学会、シンポジウム、セミナー、研究集会等に参加するための渡航費の支援により、大学院教育の充実や国際交流活動及び国際産業医学研究の活性化を図ります。また、本学の国際的地位の更なる向上を図るため、産業医科大学国際シンポジウムの支援を行います。

学生・職員環境整備事業

 改修が必要な講義室、実習室、学習室等学習環境を整備するとともに、サークル等で使用する施設・設備について、学生の意見を反映させたリニューアルを進めます。

 また、職員が頻繁に利用する更衣室等老朽化した施設・設備のリニューアルに取り組みます。

新病院棟整備事業

 「産業医大未来構想2040」に基づき、永続的な発展にふさわしいキャンパス環境の創出を目的とした「UOEH ReBORN 産業医科大学キャンパスマスタープラン2023~さらなる飛躍を目指して~」を策定しました。この構想に基づき、2033年度開院を目標とした新病院棟の建設を計画しています。新病院棟は、2023年に開院した急性期診療棟と一体となるよう整備いたします。  

開学50周年記念事業期間

2029年4月~2039年3月の10年間

なお、事業Ⅰについては2028年4月から開始

<参考>開学40周年記念事業 2019年4月~2029年3月の10年間

 

 産業医科大学といたしましては、不断の努力で十分な資金の確保や経費節減に取り組んでおりますが、本学の財政状況は過去に例を見ないほど厳しくなっております。このような中、誠に恐縮ではございますが、開学50周年記念事業の趣旨にご賛同いただき、社会的使命の遂行と更なる発展に向け、格別のご支援とご協力を賜わりますよう、心よりお願い申し上げます。  

産業医科大学開学50周年記念事業

発起人

令和8年4月1日

学校法人産業医科大学

理 事 長  生田 正之

理   事  喜多村 円

(TOTO株式会社 相談役)

評 議 員  小笠原 浩

(株式会社安川電機 代表取締役会長)

産業医科大学

学   長  堀江 正知

病 院 長  酒井 昭典

医学部同窓会

会   長  宮本 俊明

欅 風 会

会   長  岡本 悦子

産業医学推進研究会

会   長  西 賢一郎

アリスの会

会   長  大津 真弓

後 援 会

会   長  磨井 章智

北九州市

市   長  武内 和久 

北九州市医師会

会   長  穴井 堅能 

北九州市八幡医師会

会   長  西田 英一 

北九州市若松区医師会

会   長  古賀 雅之 

北九州商工会議所

会   頭  津田 純嗣 

寄付金募集要項

1 募金の名称

産業医科大学開学50周年記念事業募金

2 募金目的及び使途

以下の事業の整備費用として使用させていただきます。


Ⅰ 開学50周年継承・発展事業

Ⅱ 学生支援事業

Ⅲ 卒業生等支援事業

Ⅳ 国際交流支援事業

Ⅴ 学生・職員環境整備事業

Ⅵ 新病院棟整備事業

※上記募金事業のⅠ~Ⅵの中から選択して募金いただくことも可能です。


開学50周年記念事業期間 2029年4月~2039年3月の10年間

事業Ⅰについては2028年4月から開始

<参考> 開学40周年記念事業2019年4月~2029年3月の10年間

3 募金目標額

10億円

4 募金金額

① 個人の場合(一口 5,000円)

② 法人の場合(一口 100,000円)

5 募集期間

2026年4月1日~

6 申込方法・支払方法

申込方法 支払方法

1 オンライン決済(クレジットカード決済)

インターネットによるお申込みは、寄付申込みサイト(株式会社エフレジのF-REGI寄付支払いサイト)からのお申込みとなります。
●クレジットカード等の決済でお申込みいただいた寄付金が本学に入金されるまでには申込日から1~2ヶ月かかります。
●クレジットカード等の決済でお申込みいただいたご寄付の領収書の日付は、申込日ではなく寄付金が決済代行会社から本学に入金があった日付となります。
●11月以降のご寄付となりますと、領収書の発行日付が翌年になる可能性があります。その場合、寄付金控除が翌年の対象になります。
以上の点をご考慮の上、ご寄付をお願いいたします。

●クレジットカード決済
クレジットカードロゴ.png

●コンビニ決済
コンビニロゴ.png

●Pay-easy決済
payeasy

2 銀行振込 HPに掲載の「産業医科大学開学50周年記念事業募金申込書」に所定事項を記入のうえ、e-mail又はFAXで送信していただきますようお願いいたします。

西日本シティ銀行

産業医大出張所 普通預金 

口座名義 学校法人産業医科大学(募金)

店番号 747 口座番号 ○○○○

3 現金書留 同上又は同封にてお受けいたします。 現金書留にて承ります。
4 現金預かり 総務課にてお受けいたします。 総務課にて承ります。

●E-mail kinen@mbox.pub.uoeh-u.ac.jp  

●F A X   093 - 601 - 3446

●〒807-8555 北九州市八幡西区医生ケ丘1番1号 学校法人 産業医科大学 総務課


【法人からのご寄付で受配者指定寄付をご希望の場合】

上記の「産業医科大学開学50周年記念事業募金申込書」と併せて日本私立学校振興・共済事業団指定の「寄付申込書」に所定事項を記載のうえ、『産業医科大学総務課』あてにファイル送信またはご郵送ください。

7 税の優遇措置

 学校法人産業医科大学は、特定公益増進法人の証明を受けておりますので、本学への寄付金は、所得税もしくは法人税の減免優遇措置を受けることができます。

 個人からの寄付金に関しましては、お住まいの自治体により個人住民税についても優遇措置を受けることができます。

 また、法人からのご寄付で受配者指定寄付を選択された場合には、更に優遇措置を受けることができます。

8 ご寄付いただいた方の顕彰など

(1)芳名録作成

寄付者芳名録を作成し、本学学外向け広報誌およびホームページで、ご紹介させていただきます。


(2)寄付者銘板への刻印

個人で5万円以上または法人で50万円以上のご寄付をいただいた方につきましては、本学建物内にご芳名を記した銘板を末永く顕彰させていただきます。


(3)記念品の贈呈

個人で5万円以上または法人50万円以上のご寄付をいただいた方につきましては、記念品を贈呈させていただきます。


(4)高額寄付者の顕彰

①   寄付の合計額に応じた賞を贈呈させていただきます。

②   芳名を刻印し掲示する際は、賞名を付加させていただきます。

③  「感謝状」及び「記念プレート」を贈呈させていただきます。

④   記念式典等へご招待させていただきます。

種別 個人 法人

特別功労賞

1,000万円以上 1億円以上

特別功績賞

500万円以上 5,000万円以上

特別感謝賞

50万円以上 500万円以上

開学50周年記念ロゴマークの活用

こちらから50周年ロゴマークをダウンロードできます。
開学50周年のPRに活用していただきますよう、お願いいたいします。  



【問合せ先】
 産業医科大学開学50周年記念事業室(総務課内)
 Mail  kinen@mbox.pub.uoeh-u.ac.jp