産業医大認定ハイジニストが化学物質管理専門家の資格要件に!

2022年に労働安全衛生関係法令が改正され、これまで法規制がなかった有害な化学物質についても、事業者が自ら化学物質による災害のリスク評価(リスクアセスメント)を行い、その結果に基づいて、ばく露防止のための措置を適切に実施する制度が導入されました。この新たな化学物質管理制度で重要な役割を担うのが、「化学物質管理専門家」です。

 このような化学物質の健康影響について十分な知識を持った化学物質管理専門家は、企業にとって今まで以上に必要不可欠な人材であり、働く人々の健康と安全をまもる資格です。

 産業保健学部産業衛生科学科では、卒業と同時に「第2種作業環境測定士」と「第1種衛生管理者」という2つの国家資格が取得でき、1年以上の化学物質管理等の実務経験を経て、本学が実施する認定試験を合格することで「産業医大認定ハイジニスト」として資格が付与(5年更新制)され、企業等での活躍が期待されます。」