放射線科
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診療分野と特色
中央診療部門として多くの最先端の装置を有し、画像診断全般や放射線治療を担当しています。放射線科は、画像診断に関する情報、画像下治療(IVR:インターベンショナルラジオロジー)や放射線治療などの特殊技術を臨床科に提供しますが、いずれもその質を保証することは放射線科の重要な役割です。また医療事故防止のため二重、三重のチェック機構が求められていますが、例えば放射線科の読影と各臨床科の読影による二重チェックは誤診や見逃しを防ぐ上で重要な役割を果たしていると考えます。放射線科はほとんど全ての臨床科と密接な関連がありますので、その特徴を生かしながら、質の高い地域医療連携の実現に貢献していきたいと考えています。
【画像診断】
単純X線撮影、消化管造影検査、CT検査、MRI検査、血管造影検査、核医学検査について入院・外来のほぼ全ての患者様の検査と読影を行い、読影結果を主治医に報告書として届けています。病診連携の一環として、地域医療機関様から検査依頼がある場合、放射線科で直接受け付けるためのシステムをより分かりやすくいたしました。外来予約係(093-691-7666)にお電話ください。
【IVR】
各診療科からの依頼により行っており、血管性病変やがん治療などの分野で有効性を発揮しています。具体的には腫瘍に対する抗癌剤動注療法や動脈塞栓術、血管閉塞性病変に対する血栓溶解術、血管形成術、ステント挿入などがあります。
【放射線治療】
リニアック放射線治療装置、腔内照射装置、電磁波温熱療法装置などを備え、全身の悪性腫瘍を主な対象として、正常組織になるべく障害を与えず病変の制御率を向上させるため、定位放射線治療や強度変調放射線治療(IMRT)など最新技術に基づいた高度な治療を行っています。放射線治療の役割は年々大きくなっており、治療患者数は10年間で倍増しました。また温熱療法の実績は20年を超え、放射線治療や抗癌剤治療との併用で高い局所効果を得ています。初診の患者様の外来診察は、月、火、木、金曜日の午前中となっています。平成24年5月から、放射線科の病棟を設置しています。
外来診療区分
時間帯 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
午 前 |
紹介、初診 |
紹介、初診 |
再診(予約) |
紹介、初診 |
紹介、初診 |
午 後 |
再診(予約) |
再診(予約) |
再診(予約) |
再診(予約) |
再診(予約) |
専門分野別の外来診療担当医表は別刷りまたは当院ホームページで最新版を参照ください。
http://www.uoeh-u.ac.jp/kouza/hosyasen/intro_j.html
スタッフ紹介 |
※備考:1 専門分野 2 学会認定医等 (更新日:2019年8月6日) |

- 1 放射線診断、IVR
- 2 放射線科専門医、血管造影IVR指導医
- 1 放射線診断
- 2 放射線診断専門医、PET核医学認定医、検診マンモグラフィー読影認定医、肺癌CT検診認定医
大栗 隆行(オオグリ
タカユキ):准教授、放射線治療科
診療科長
- 1 放射線治療
- 2 放射線科専門医、放射線腫瘍学会認定医、ハイパーサーミア指導医
矢原 勝哉(ヤハラ
カツヤ):講師
- 1 放射線治療
- 2 放射線治療専門医、放射線腫瘍学会認定医、ハイパーサーミア指導医
- 1 放射線診断
- 2 放射線診断専門医、PET核医学認定医、検診マンモグラフィー読影認定医、核医学専門医
村上 優(ムラカミ
ユウ):講師
- 1 放射線診断、IVR
- 2 放射線診断専門医、IVR専門医、脳血管内治療専門医
- 1 放射線診断
- 2 放射線診断専門医
井手 智(イデ サトル):助教
- 1 放射線診断、IVR
- 2 放射線診断専門医、IVR専門医、脳血管内治療専門医
渡邊 啓太(ワタナベ ケイタ):助教
- 1 放射線診断
- 2 放射線診断専門医、検診マンモグラフィー読影認定医
- 1 放射線診断
- 2 放射線診断専門医
真崎 弘美(マサキ ヒロミ):助教
- 1 放射線診断、IVR
- 2 放射線診断専門医、脳血管内治療専門医
外来直通電話 093-691-7331 |