先進医療
当院では下記の先進医療を行っています。
名 称 | 周術期デュルバルマブ静脈内投与療法 |
適応症 | 肺尖部胸壁浸潤がん |
効 果 | 手術の前後に「デュルバルマブ」という薬の点滴投与を追加します。 デュルバルマブは免疫チェックポイント阻害薬に分類される薬で、がんと戦う免疫細胞の活性を増強することで、がんの増殖を抑える効果が期待できます。 |
実施科 | 呼吸器・胸部外科 |
費 用 | 134,400円(先進医療にかかる経費) |
名 称 |
インターフェロンα皮下投与及びジドブジン経口投与の併用療法 |
適応症 |
成人T細胞白血病リンパ腫 |
効 果 |
現在まで治療方法のなかったATLの治療を行うものであり、従来は治療ができなかった患者に対して効果が期待できます。 |
実施科 |
血液内科 |
費 用 |
0円(先進医療にかかる経費) |
名 称 |
アスピリン傾向投与療法 家族性大腸腺腫症 |
適応症 |
家族性大腸腺腫症 |
効 果 |
「少量(低用量)のアスピリン」を経口投与して、家族性大腸腺腫症のがん化を抑制しようという治療法です。大腸を温存しつつ、腺腫の増大化の抑制、さらには大腸がんの発生が抑えられることが期待されます。 |
実施科 |
消化器・内分泌外科 |
費 用 |
51,366円(先進医療にかかる経費) |
名 称 |
全身性エリテマトーデスに対する初回副腎皮質ホルモン治療におけるクロピドグレル硫酸塩、ピタバスタチンカルシウム及びトコフェロール酢酸エステル併用投与の大腿骨頭壊死発症抑制療法 |
適応症 |
全身性エリテマトーデス |
効 果 |
全身性エリテマトーデスの患者さんを対象に、初回のステロイド治療を開始するのと同時に、クロピドグレル硫酸塩、ピタバスタチンカルシウム、トコフェロール酢酸エステルの3剤を3カ月間併用投与します。これにより、大腿骨頭壊死の発症を抑制することが期待できます。 |
実施科 |
膠原病リウマチ内科 |
費 用 |
0円(先進医療にかかる経費) |
名 称 |
ハイパードライヒト乾燥羊膜を用いた外科的再建術 再発翼状片(増殖組織が角膜輪部を超えるものに限る) |
適応症 |
再発翼状片 |
効 果 |
この先進医療で使用するHD羊膜は、滅菌処理により感染リスクが著しく軽減された安全な材料であり、冷凍保存などの必要がなくなりました。また、抗炎症効果などにより、術後の炎症を抑え、翼状片の再発リスクの軽減が期待されています。 |
実施科 |
眼科 |
費 用 |
52,091円(先進医療にかかる経費) |