脳神経外科
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診療内容
脳腫瘍
各種脳腫瘍の外科治療、放射線から化学療法などの後療法まで、症例に応じた治療を行っています。特殊な頭蓋底・頭頸部腫瘍については関連各科との共同体制を設けて治療や術後管理の特殊性に対応しています。間脳下垂体腫瘍に対しては侵襲の少ない内視鏡下経鼻的手術を行って多くの症例を治療しています。
脳血管障害
脳動脈瘤、閉塞性脳血管障害、脳出血、脳血管奇形に対する外科的治療を手がけています。動脈瘤や脳梗塞症例では適応であれば血管内外科治療を行い、脳動静脈奇形には放射線治療も組み合わせています。
小児脳神経外科
新生児から学童期に至るまで、小児の中枢神経系の特殊性に応じた治療を行っております。特に、小児に発生する脳腫瘍は術後に化学療法が必要になることが多く、小児科医との緊密なチーム医療で予後の向上に努めています。
脊椎脊髄疾患
頚椎から腰椎まで、椎間板ヘルニア、脊椎症から脊髄腫瘍まで対応しています。術中に脊髄機能のモニターを行いながら安全な手術に努めています。
頭部外傷
重症頭部外傷では頭蓋内圧測定下に低体温療法あるいはバルビツレート昏睡療法なども行っています。
機能的脳神経外科
顔面けいれん、三叉神経痛などに対しての外科。顔面けいれんでは、ボツリヌス治療などもありますので、外科治療の選択については十分な話し合いのもとで施行するようにしています。
特色および高度医療
神経ナビゲーションを使用し、術中各種のモニタリング(体性感覚誘発電位、聴性脳幹反応、運動誘発電位、視覚誘発電位)を行って、摘出困難と思われる脳深部腫瘍の手術を行っています。悪性脳腫瘍には術中に腫瘍細胞(5-ALA)を光らせて腫瘍だけを摘出します。このようにして、脳あるいは脊髄の機能を最大限に温存する手術を心がけています。また、悪性脳腫瘍に対しては、放射線治療や化学療法を含めた集学的治療を行い、血液内科や小児科などとも連携を取りながら積極的に行っています。間脳下垂体や脳室内疾患に対しては、神経内視鏡を用いて専門の医師が深部腫瘍の摘出や水頭症の治療を行います。
外来診療区分
時間帯 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
午 前 |
紹介、初診 |
初診(紹介) | 初診(紹介) |
紹介、初診 再診(予約) |
初診(紹介) |
午 後 |
|
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再診(予約) |
スタッフ紹介 ※備考:1 専門分野 2 学会認定医等
山本 淳考(ヤマモト ジュンコウ):教授、診療科長
- 1 脳血管障害、脳腫瘍(頭蓋底)など脳神経外科全般
- 2 日本脳神経外科学会専門医・指導医、日本脳卒中学会専門医・指導医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本脳卒中の外科技術認定医・指導医、日本神経内視鏡学会技術認定医、日本レーザー医学会レーザー専門医、日本内分泌学会内分泌代謝科専門医、日本体育協会公認スポーツドクター
中野 良昭(ナカノ ヨシテル):講師、副診療科長
- 1 脳血管障害、脳腫瘍(間脳下垂体)など脳神経外科全般
- 2 日本脳神経外科学会専門医・指導医、日本脳卒中学会専門医・指導医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本神経内視鏡学会技術認定医、日本内分泌学会内分泌代謝科専門医、日本医師会認定産業医
齋藤 健(サイトウ タケシ):講師
- 1 脳血管障害、機能神経外科など脳神経外科全般
- 2 日本脳神経外科学会専門医・指導医、日本脳卒中学会専門医・指導医、日本定位・機能神経外科学会機能的定位脳手術技術認定、日本神経内視鏡学会技術認定医
宮岡 亮(ミヤオカ リョウ):助教
- 1 脳血管障害など脳神経外科全般
- 2 日本脳神経外科学会専門医・指導医、日本脳卒中学会専門医
鈴木 恒平(スズキ コウヘイ):助教
- 1 脳神経外科全般
- 2 日本脳神経外科学会専門医・指導医、日本神経内視鏡学会技術認定医、日本内分泌学会内分泌代謝科専門医
宮地 裕士(ミヤチ ヒロシ):助教
- 1 脳神経外科全般
- 2 日本脳神経外科学会専門医
藤 圭太(トウ ケイタ):専門修練医
野口 祥平(ノグチ ショウヘイ):専門修練医
清野 純平(キヨノ ジュンペイ):専門修練医
佐藤 甲一朗(サトウ コウイチロウ):専門修練医
武田 晋太郎(タケダ シンタロウ):専門修練医
武田 康(タケダ ヤスシ):専門修練医
野村 得成(ノムラ ノリアキ):専門修練医
外来直通電話 093-691-7321 病棟直通電話 093-691-7347 |
更新日:2021年6月25日