神経・精神科
医学部の当講座ホームページはこちらへ |
診療内容
精神疾患全般に対応可能である。精神科病棟は閉鎖病棟(40床)のみであるが、病棟は明るく開放的な構造で、任意入院患者は原則として病棟内外を自由に出入りできるように配慮されている。入院患者を疾患別に分けると、うつ病などの感情障害が最も多い。その他統合失調症、神経症、パーソナリティ障害、ストレス関連障害、認知症性疾患、思春期疾患、てんかん等の入院もある。指定病院であり措置入院患者の受け入れも可能である。
入院治療は、急性期治療であり大半の患者が1ヶ月以内に退院する。初発・急性期の統合失調症から難治性統合失調症治療であるクロザリルの使用も可能である。また、中等度から重症・難治性うつ病の治療も可能であり修正型電気痙攣療法も可能である。身体合併症や癌患者に対する精神的サポートも行うことが可能である。
外来診療は月曜〜金曜に行っている。新患受付は、午前8時30分〜11時。初診後に主治医が決まると、以降は原則としてその医師が診療にあたる。再診は予約制。職場環境が原因となっているストレス性疾患に対しては産業精神医学の専門家により、患者のみならず職場上司への助言を含めたカウンセリングを行っている。認知症の早期診断を目的とした「物忘れ外来」(月・水・金)も稼動している。今後、さらに専門外来の充実を図っており、医師の診療の他に、臨床心理士によるカウンセリングを受けることも可能である。最近では復職リワークプログラムも行っている。
特 色
大学病院の精神科として身体合併症のある精神障害患者の入院治療を受け入れている。病院に併設されたメンタルヘルスセンターでの診療も含めて、勤労者のストレス性疾患、特にうつ病の治療に力を注いでいる。スタッフの多くは、産業精神科医としての経験を持ち、勤労者のストレス性疾患の治療を専門にしている。また、臨床精神薬理学を専門とする医師が多く、特にうつ病や躁うつ病などの気分障害、統合失調症(急性期)の薬物療法が充実している。
外来診療区分
時間帯 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
午 前 |
紹介、初診 |
再診(予約) |
紹介 再診(予約) |
再診(予約) |
紹介、初診 再診(予約) |
午 後 |
|
|
|
スタッフ紹介
教授
吉村 玲児(ヨシムラ
レイジ):診療科長
- 専門分野
臨床精神医学、産業精神医学
- 学会認定医等
精神保健指定医、日本精神神経学会専門医・指導医、日本臨床精神神経薬理学会専門医・指導医

准教授
新開 隆弘(シンカイ
タカヒロ):副診療科長
- 専門分野
統合失調症、躁うつ病、職場のメンタルヘルス
- 学会認定医等
精神保健指定医、日本精神神経学会専門医・指導医
学内講師
小西 勇輝(コニシ ユウキ)
- 専門分野
精神疾患一般
- 学会認定医等
精神保健指定医、日本精神神経学会専門医・指導医
学内講師
井形 亮平(イガタ リョウヘイ)
- 専門分野
精神疾患一般
- 学会認定医等
精神疾患一般
助教
手錢 宏文(テセン ヒロフミ)
- 専門分野
精神疾患一般
- 学会認定医等
精神保健指定医、日本精神神経学会専門医・指導医
助教
木島 玲緒人(キジマ レオト)
- 専門分野
精神疾患一般
- 学会認定医等
精神保健指定医、日本精神神経学会専門医
助教
岡本 直通(オカモト ナオミチ)
- 専門分野
精神疾患一般・統合失調症
- 学会認定医等
精神保健指定医
助教
橋本 玲亜(ハシモト レイア)
- 専門分野
精神疾患一般
- 学会認定医等
精神保健指定医
助教
利田 征允(トシダ マサミツ)
- 専門分野
精神疾患一般
外来直通電話 093-691-7315 病棟直通電話 093-691-7362 |