手術部
主な業務内容
- 1 オーダリングによる手術症例の効率的な調整
- 2 安全な医療・看護の提供(周術期医療事故ゼロ宣言)
- 3 手術患者様への術前オリエンテーション
- 4 薬剤、医療機器、手術用器材・物品の保守管理
- 5 生命維持装置(麻酔器、人工心肺装置、各種モニターなど)の整備、保守管理
- 6 手術環境の整備(塵埃測定、漏れ電流の防止)
- 7 関連部門(麻酔科・集中治療部・救急科・臨床工学部)との連携促進
手術統計
平成25年の全手術症例数は6,170例(うち急患1,314例、21.3%)でした。下図はこの7年間の年間手術症例数の推移を表しています。周術期医療の拡充を反映して増加しています。手術症例の効率的運営を図るために、一昨年2月から手術室を2室増やしたことも件数増につながっているものと思われます。
特殊医療
- 1 空調:全手術室(12室)に超高性能フィルターを使用しています。そのうち2室(バイオクリーンルーム)は空気清浄度分類(NASA分類)において「クラス100」を満たしています。
- 2 生体情報管理システム:全手術室からの生体情報(心電図、心拍数、動脈圧、パルスオキシメーター、呼気炭酸ガスモニターなど)を中央監視し、それらのバイタルサイン情報をサーバーに保存して、より一層の安全な麻酔管理に寄与しています。
- 3 術中自己血回収装置:大量出血が予想される手術では、手術野からの出血を回収・洗浄した後に体内に戻すことで輸血量や輸血に伴う感染などの危険性を減らすことができます(回収式自己血輸血)。
- 4 誘発脳電位モニター、簡易式脳波モニター:脊椎や脊髄の手術では脊髄機能障害の可能性を早期に検出するために脊髄機能をモニターしています。また、測定が簡便な脳波モニターを導入し、麻酔深度をより正確に評価できるようになりました。
スタッフ紹介
部長
原 幸治(ハラ コウジ) :診療教授
副部長
堀下 貴文(ホリシタ タカフミ) :麻酔科学 准教授
看護師 46名
その他(事務など)5名
(更新日:平成30年8月20日)