総合周産期母子医療センター
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概要
平成22年5月より産業医科大学病院の3B病棟に母体・胎児集中治療管理室(MFICU)6床と新生児集中治療管理室(NICU)15床を一体化した周産期母子医療センターを開設しました。
平成23年4月より県総合周産期母子医療センターに指定されました。
平成25年9月より新生児治療回復室(GCU)6床をNICUと一体化しました。
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特色
■MFICU
様々な合併症を持った妊婦の管理、重症妊娠高血圧症候群・胎児発育遅延・切迫早産・前期破水などのハイリスク妊娠管理、常位胎盤早期剥離・大量出血・DICなど集学的治療が必要な症例に対し集中的に治療を行う部門です。6床はすべて個室管理です。そのうち2室は、その部屋で分娩ができるような体制になっています。分娩室は、緊急に帝王切開術が必要になった時は、その場で対応できます。
24時間体制で緊急母体搬送の受け入れに対応できるように準備しています。
■NICU
MFICUとの協力体制のもとで、病的新生児の呼吸管理や早産児の全身管理はもとより、低体温療法、NO吸入療法、血液透析など幅広い治療を行っています。また、北九州市から搬送用保育器の設置を委託されており、その保育器を使用しての医師付き添いの新生児搬送なども積極的に行って、近隣の医療機関からの入院や往診依頼に最大限に対応しています。また、ファミリーセンタードケアを積極的に取り入れ、母子関係の確立と退院後の家庭での生活に配慮したケアを行っています。
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スタッフ紹介


MFICU室長
柴田 英治(シバタ エイジ)