8月18日 外科手術手技体験「ブラック・ジャックセミナー」を開催
8月18日(土)に大学病院手術部において、172名の応募者の中から抽選で選ばれた北九州市周辺地域の中高生30人を対象に、「産業医科大学
ブラック・ジャックセミナー」が今年も第1外科学、第2外科学、そしジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社の共催で行われました。今年で11回目になるこのセミナーでは、年々減少傾向にある外科医師を目指すきっかけづくりと内視鏡外科手術への理解と普及を目的に、外科手術手技を体験してもらっています。
当日は当院手術室において、手術前の手洗いの後、模擬皮膚を用いた皮膚縫合と糸結び練習、シミュレーターを用いた内視鏡手術の鉗子操作練習、超音波凝固切開装置と血管シーリングシステムを用いた鶏肉での凝固・切開体験、自動縫合器・吻合器を操作、擬似消化管での消化管吻合・再建体験を、それぞれ6人一組で実習しました。
初めて入った手術室で、初めて触れる医療機器に目を光らせながら、みかんを甘皮まできれいに剥ぎ取った受講生もいました。上手にできた子、あまり上手くいかなかった子、いろいろでしたが、最後は受講生全員が笑顔でセミナーを終わることができました。
(第1外科学 井上 譲)
