転倒・転落防止
本院での転倒・転落防止への取組みについて
入院生活をする病院の環境は、それまで住み慣れた家庭とは異なります。その生活環境の変化に、病気やけがによる体力や運動機能の低下が加わり、治療のためのチューブ類の使用などで思いもかけない転倒・転落事故が起こることが少なくありません。
高齢者の方は特に注意が必要です。突然の環境の変化と体力低下に、加齢に伴う認識力や運動能力の低下が加わって、結果として深刻な事態を招く恐れがあります。大変危険な場合は、様々な介護用具を使用させていただくこともありますので、ご理解をお願いいたします。
当院では、生活環境を整備しながら転倒・転落の予防に十分に注意して、安全で快適な入院生活を送っていただくように努力しておりますが、さらに安全を高めるためには、患者さん、ご家族のご協力が欠かせませんので、よろしくお願いいたします。
また、入院時に患者さんの転倒・転落の危険度を把握するために質問をさせていただいております。その内容により患者さん個人に転倒・転落の危険度を評価し、その評価を踏まえて、患者さんとともに転倒・転落の予防に取り組みたいと思います。ご協力お願いいたします。
ご心配なことがありましたら遠慮なく看護師や担当医にご相談ください。