患者の皆さん、医療機関の方へ
患者の皆さんへ
看護研究協力に関するお知らせ
2021年9月15日
2018年4月1日以降に当院ICUに入室し、2021年8月31日までに退院された患者さんへのお知らせ
当院では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は、通常の診療で得られた情報の記録に基づき実施する研究です。このような研究は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(西暦2014年12月22日制定 西暦2017年2月28日一部改正)」により、対象となる患者さんのお一人おひとりから直接同意を得るのではなく、研究内容の情報を公開するとともに、参加拒否の機会を保障することとされています。この研究に関するお問い合わせ、また、ご自身の診療情報が利用されることを了解されない場合は、以下の問い合わせ先にご連絡ください。利用の拒否を申し出られても何ら不利益を被ることはありません。
1. 研究課題名
ICUリハビリテーション推進チームの活動が患者の離床までの期間へ及ぼす影響の検討
2. 研究期間 2021年9月 ~ 2022年2月
3. 研究機関 産業医科大学病院 看護部
4. 実施責任者 産業医科大学病院看護部 看護師 飯盛 大介
5. 研究の目的と意義
集中治療室(以下ICU)では、生命の危機的状況にある患者さんや高度な術後管理を必要とする重篤な患者さんを受け入れています。重篤な患者さんの場合、安静が強いられるため、筋力低下や精神障害などが引き起こされることがわかっています。それにより入院期間の延長やリハビリのための転院を余儀なくされる場合もあり、現在ではICUでの早期リハビリテーションを行うことが推奨されています。
当院ICUでは2020年4月に看護師でもICU早期リハビリテーション推進チームを結成しており、ICUでのリハビリテーションの活性化を図っています。そのため本研究の目的は、早期リハビリテーションの有用性について検討することです。このチームの活動により、ICUでのリハビリ開始時期や離床時期、退院時の状態に良い結果が得られているならば、さらなる活性化につながり、患者さんの自宅退院や社会復帰に貢献できるものと考えております。
6. 研究の方法
この研究は、2018年4月1日以降に当院ICUへ入室し、2021年8月31日までに退院された患者さんを対象としています。
電子カルテより年齢、性別、入院時BMI(体格指数)、同居家族の有無、診療科、主病名、入院期間、入院時の意識状態、入院前のADL(日常生活動作)状態、ICU入室期間、ICU入室状況(緊急入室か予定入室か)、手術の有無、人工呼吸器装着時間、既往や併存症、ICU入室中で一番高いSOFAスコア(重要臓器障害度指数)、入院前の外来検査もしくは入院時の採血データ(血清アルブミン値、血清クレアチニン値、ヘモグロビン値)、血液浄化療法の有無、退院先、退院時の意識状態、退院時のADL状態等の情報を収集します。収集した患者情報をもとにICUリハビリテーション推進チーム結成前後で似たような状態の患者さんのペアを作り、ICU入室後のリハビリ開始日、端坐位や離床が開始となった日、ICU退室から退院までの期間、退院時の介助の程度を検証します。
7. 個人情報の取り扱い
症例を登録する場合には、その内容は「性別、年齢、診療、主病名」までに留め、個人を特定できなくします。
この研究により得られた成果を学会や論文などに発表する場合には、個人を特定できる氏名、住所などの個人情報は一切使用いたしません。また、解析データは研究終了後に5年間保管した後、匿名化を確認したうえで廃棄します。
本研究に該当する方で、ご自身の診療データの使用をご希望されない方は、下記担当者へお申し出ください。その場合、診療データは利用いたしません。
8. 問い合わせ先
〒807-8555 福岡県北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1 093-603-1611(内線5063)
産業医科大学病院 看護部3A 看護師 飯盛 大介
9. その他
本研究への参加に対する直接的な利益はありません。また、費用の負担や謝礼もありません。
本研究の利益相反については、産業医科大学利益相反委員会の承認を得ており、公正性を保ちます。
2021年5月10日
2019年4月1日から2020年3月31日までに当院消化器外科病棟(とういんしょうかきげかびょうとう)で手術(しゅじゅつ)を
受(う)けた患者(かんじゃ)さんへのお知(し)らせ
当院(とういん)では、以下(いか)の臨床研究(りんしょうけんきゅう)を実施(じっし)しております。この研究(けんきゅう)は、通常(つうじょう)の診療(しんさつ)で得(え)られた情報(じょうほう)の記録(きろく)に基(もと)づき実施(じっし)する研究(けんきゅう)です。このような研究(けんきゅう)は、「人(ひと)を対象(たいしょう)とする医学系研究(いがくけいけんきゅう)に関(かん)する倫理指針(りんりししん){2014年12月22日制定(せいてい) 2017年2月28日一部改正(いちぶかいせい)}により、対象(たいしょう)となる患者(かんじゃ)さんのお一人(ひとり)おひとりから直接同意(ちょくせつどうい)を得(え)るのではなく、研究内容(けんきゅうないよう)の情報(じょうほう)を公開(こうかい)するとともに、参加拒否(さんかきょひ)の機会(きかい)を保障(ほしょう)することとされています。この研究(けんきゅう)に関(かん)するお問(と)い合(あ)わせ、また、ご自身(じしん)の診療情報(しんりょうじょうほう)が利用(りよう)されることを了解(りょうかい)されない場合(ばあい)は、以下(いか)の問(と)い合(あ)わせ先(さき)にご連絡(れんらく)ください。利用(りよう)の拒否(きょひ)を申(もう)し出(で)られても何(なん)ら不利益(ふりえき)を被(こうむ)ることはありません。
1. 研究課題名(けんきゅうかだいめい)
術後(じゅつご)せん妄(もう)リスクアセスメントシート改定(かいてい)に向(む)けた取(と)り組(く)み
2. 研究期間(けんきゅうきかん) 2020年11月~2022年3月
3. 研究機関(けんきゅうきかん) 産業医科大学病院(さんぎょういかだいがくびょういん)
4. 実施責任者(じっしせきにんしゃ) 消化器外科病棟(しょうかきげかびょうとう)看護師(かんごし)大塚清加(おおつかせいか)
5. 研究(けんきゅう)の目的(もくてき)と意義(いぎ)
皆(みな)さんは術後(じゅつご)せん妄(もう)という言葉(ことば)をご存知(ぞんじ)でしょうか?
術後(じゅつご)せん妄(もう)とは手術後(しゅじゅつご)に起(お)こる一過性(いっかせい)の意識障害(いしきしょうがい)で、周囲(しゅうい)の状況(じょうきょう)を理解(りかい)する能力(のうりょく)が低下(ていか)したり、時間(じかん)や場所(ばしょ)がわからなくなったり、時(とき)には幻覚(げんかく)といって実際(じっさい)にはないものが見(み)えたり聞(き)こえたりする状態(じょうたい)で、手術後(しゅじゅつご)の患者(かんじゃ)さんの 5~ 10%に起(お)こるといわれています。
原因(げんいん)は様々(さまざま)で周囲(しゅうい)の環境(かんきょう)の変化(へんか)やストレス、薬(くすり)の影響(えいきょう)だと言(い)われています。ひとたびせん妄(もう)となれば安静(あんせい)が守(まも)れなかったり、無意識(むいしき)に点滴(てんてき)や大事(だいじ)な管(くだ)を抜(ぬ)いてしまったりすることがあるため、術後(じゅつご)の回復(かいふく)を妨(さまた)げる大きな問題(もんだい)と言(い)えます。
当病棟(とうびょうとう)では、手術(しゅじゅつ)を受(う)けられる患者(かんじゃ)さんの術後(じゅつご)せん妄(もう)発症予防(はっしょうよぼう)と早期発見(そうきはっけん)・早期対応(そうきたいおう)のため、術後(じゅつご)せん妄(もう)アセスメントシート{2008年改訂(かいてい)}を使用(しよう)し看護(かんご)ケアの工夫(くふう)に昼夜(ちゅうや)取(と)り組(く)んでいます。しかし現在使用(げんざいしよう)している術後(じゅつご)せん妄(もう)アセスメントシート作成(さくせい)から約(やく)10年が経過(けいか)し、その年月(としつき)の間(あいだ)に先行研究(せんこうけんきゅう)ではせん妄(もう)を発症(はっしょう)しやすい既往歴(きおうれき)や環境要因(かんきょうよういん)など様々(さまざま)な要因(よういん)が明(あき)らかになっています。そこで先行研究(せんこうけんきゅう)を活(い)かした新(あら)たな術後(じゅつご)せん妄(せん)リスクアセスメントシートが必要(ひつよう)になると考(かんが)えました。
今後(こんご)2024年には超高齢社会(ちょうこうれいしゃかい)となる事(こと)が予測(よそく)され、手術(しゅじゅつ)を受(う)ける患者(かんじゃ)さんの年齢(ねんれい)は高齢化(こうれいか)し、配偶者(はいぐうしゃ)も高齢(こうれい)となります。そのような社会背景(しゃかいはいけい)をふまえて、新(あら)たな術後(じゅつご)せん妄(もう)アセスメントシートを作成(さくせい)し、より安全(あんぜん)・安楽(あんらく)に手術(しゅじゅつ)を受(う)けることができることを目指(めざし)します。
6. 研究(けんきゅう)の方法(ほうほう)
先行研究(せんこうけんきゅう)でせん妄(もう)リスク因子(いんし)となっている項目(こうもく)と術後(じゅつご)せん妄(もう)の発症(はっしょう)との相関(そうかん)を明(あき)らかにし、その観察結果(かんさつけっか)を数字(すうじ)で評価(ひょうか)できるようなシートを作成(さくせい)します。
利用(りよう)する情報(じょうほう)は、年齢(ねんれい)、性別(せいべつ)、視力(しりょく)・聴力障害(ちょうりょくしょうがい)の有無(うむ)、飲酒歴(いんしゅれき)、手術適応(しゅじゅつてきおう)となった疾患(しっかん)・術式(じゅつしき)、入院形態(にゅういんけいたい)、既往歴(きおうれき)、内服薬(ないふくやく)、検査(けんさ)データ、入院時活動状況(にゅういんじかつどうじょうきょう)、看護計画(かんごけいかく)、入院中(にゅういんちゅう)の食事歴(しょくじれき)、手術中(しゅじゅつちゅう)の出血量(しゅっけつりょう)・尿量(にょうりょう)・輸液量(ゆけつりょう)、手術(しゅじゅつ)・麻酔時間(ますいじかん)、術後(じゅつご)の挿入物(そうにゅうぶつ){点滴(てんてき)やドレーン等(など)}の有無(うむ)、術後(じゅつご)の鎮痛剤(ちんつうざい)の使用頻度(しようひんど)・内容(ないよう)、術後酸素投与状況(じゅつごさんそとうよじょうきょう)、ICU入室(にゅうしつ)の有無(うむ)、術後活動状況(じゅつごかつどうじょうきょう)、入院中(にゅういんちゅう)の部屋(へや)の移動状況(いどうじょうきょう)、せん妄(もう)発症(はっしょう)の有無(うむ)です。
これらの情報(じょうほう)を用(もち)いて新(あら)たにせん妄(もう)リスクアセスメントシートを作成(さくせい)します。
7. 個人情報(こじんじょうほう)の取(と)り扱(あつか)い
研究(けんきゅう)の実施(じっし)にあたっては以下(いか)のことを約束(やくそく)します。
①電子(でんし)カルテから得(え)られた皆(みな)さんの情報(じょうほう)は、研究以外(けんきゅういがい)の目的
(もくてき)で使用(しよう)しません。
②研究過程(けんきゅうかてい)においてはプライバシーの厳守(げんしゅ)に努(つと)めます。
③研究発表(けんきゅうはっぴょう)では個人(こじん)を特定(とくてい)できないように、すべてコード化(か)し匿名
(とくめい)とします。
④研究(けんきゅう)の終了時(しゅうりょうじ)には、調査(ちょうさ)した結果(けっか)のデータは研究終了後(けんきゅう
しゅうりょうご)5年間(ねんかん)消化器外科病棟(しょうかきげかびょうとう)のナースステーション内(ない)で管理(か
んり)された後(あと)に全(すべ)て廃棄(はいき)します。
⑤この研究(けんきゅう)によって得(え)られた成果(せいか)を学会(がっかい)や論文(ろんぶん)で発表(はっぴょう)する
場合(ばあい)には個人(こじん)を特定(とくてい)できる氏名(しめい)・住所(じゅうしょ)などの個人情報(こじんじょう
ほう)は一切使用(いっさいしよう)しません。
8. 問(と)い合(あ)わせ先(さき)
〒807-8555 福岡県北九州市八幡西区医生ヶ丘(ふくおかけんきたきゅうしゅうしやはたにしくいせいがおか)1-1
研究実施責任者(けんきゅうじっしせきにんしゃ):消化器外科病棟(しょうかきげかびょうとう) 看護師(かんごし) 大塚清加
(おおつかせいか) TEL:093-603-1611{内線番号(ないせんばんごう)
3451}
9. その他(た)
研究(けんきゅう)への参加(さんか)に対(たい)する直接的(ちょくせつてき)な利益(りえき)はありません。また費用負担
(ひようふたん)や謝礼(しゃれい)もありません。
本研究(ほんけんきゅう)の利益相反(りえきそうはん)は産業医科大学利益相反委員会(さんぎょういかだいがくりえきそうはんいいんかい)の承認(しょうにん)を得(え)ており、公正性(こうせいせい)を保(たも)ちます。
2019年12月11日
産業医科大学病院の神経・精神科に入院し、褥瘡(床ずれ)のケアをされた患者さん及びご家族の方へのお知らせ
当院では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は、看護情報の記録に基づき実施する研究です。このような研究は「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(2014年12月22 日制定 2017年2 月28 日一部改正)」により、対象となる患者さんのお一人おひとりから直接同意を得るのではなく、研究内容の情報を公開するとともに、参加拒否の機会を保障することとされています。この研究に関するお問い合わせ、また、ご自身の診療情報が利用されることを了解されない場合は、以下の問い合わせ先にご連絡ください。利用の拒否を申し出られても何ら不利益を被る事はありません。
1.研究課題名:精神疾患と褥瘡発生要因の検討
2.研究期間:2020年2月1日~2022年1月31日
3.研究機関:産業医科大学病院
4.実施責任者:産業医科大学病院 看護部 神経・精神科
看護師 八代紘享
5.研究の目的
褥瘡とは、一般的には「床ずれ」と言われるもので、血流障害から始まり症状としては皮膚の発赤、潰瘍へと進んでいきます。その発生原因は寝たきり患者さん等で自力体位変換ができない場合に身体の骨突出部の皮膚が圧迫され生じるものとされています。しかし神経・精神科病棟で発生している褥瘡患者さんでは必ずしも寝たきりや動けない患者さんだけではなく、自力で歩行や体位変換ができる人にも発生することがあります。当院の神経・精神科にはうつ病、統合失調症、認知症などの疾患で入院される方が多く、抑うつ状態からくる意欲低下や昏迷状態、疼痛への無関心などの精神症状、あるいは抗精神病薬による鎮静作用、さらには抑制帯を使用する等、自力で体位変換ができなくなることにより褥瘡を生じることがあります。 このことから本研究で神経・精神科病棟において褥瘡を有する患者さんの疾患や治療、症状、褥瘡部位などの特徴を調査することで、当院での精神疾患と褥瘡発生要因を明らかにし、今後の褥瘡予防対策に活用することを目的としています。
6.研究の方法
2009年4月1日から2018年3月31日までに当院神経・精神科において入院時に褥瘡を保有していた方、入院中に褥瘡発生した方を対象にカルテから、次の調査項目の情報を取得します。 調査項目は基本情報(年齢、性別、身長、体重、診断名、日常生活自立度に影響する既往歴の有無、褥瘡発見時点での精神症状)、使用薬剤(向精神病薬)、栄養状態(アルブミン、総タンパク、食事摂取量、皮膚の脆弱性)、皮膚の湿潤(失禁、オムツ使用の有無)、可動制限(関節拘縮の有無、身体拘束の有無、安静度)、その他(ご家族の協力の有無、社会資源の利用の有無)です。 それに加えて入院時の日常生活自立度や褥瘡が発生するリスクを評価するアセスメントツールであるブレーデンスケール、褥瘡を評価するツールであるDESIGN-Rを使用し分析します。
7.個人情報の取り扱い
個人情報の公開はいたしません。データの解析の際には対象者を特定できないように氏名、住所などの個人情報を全て匿名化します。この研究で得られたデータは、産業医科大学病院の神経・精神科病棟の看護師長室の鍵のかかる保管庫に保管します。また、本研究によって得られた成果を学会や論文などで発表する場合には、個人を特定できる氏名、住所などの個人情報は一切使用しません。データは研究終了日から5年間保管された後、全て廃棄します。廃棄する際には研究実施責任者の管理の下、完全に匿名化したことを確認し、直ちに粉砕処理などの廃棄を行います。
本研究は既存の情報を使用するため、対象者からインフォームド・コンセントは必ずしも必要ではありませんが、研究参加の拒否は自由です。研究の参加にご同意いただけない患者さんは下記問い合わせ先にご連絡ください。研究対象から除外させていただきます。ただし、利用の拒否を申し出た時点で、データ分析過程や研究結果が公開されていた場合には完全にデータ使用を停止できないことがあります。
8.問い合わせ先:産業医科大学病院
看護部 神経・精神科
看護師 八代紘享
TEL093-603-1611(内線:3563
)
9.その他
研究への参加に対する直接的な利益はありません。また、費用の負担や謝礼もありません。本研究は一切の利益相反はなく、産業医科大学利益相反委員会の承認を得ており、公正性を保ちます。
消化管ストーマを保有されている方で2010年4月から2018年4月までに当院ストーマ外来におかかりになった患者さんへのお知らせ
当院では、日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会プロジェクト委員会による多施設で行う共同研究「新ストーマ管理度開発のための多施設共同研究」に参加し、2019年2月~2021年12月までの間、以下の内容で臨床研究を実施しております。研究の目的:ストーマ管理の状況を評価するツールを全国のストーマを専門とする医師と看護師で今後作成する予定です。研究の方法:診療記録から、手術時の年齢、性別、疾患名、術式、ストーマの種類、サイズ、術後経過年数、ケア実施者(本人か家族、訪問看護など)、皮膚変化、腹壁の硬さ、ストーマ周囲の皮膚平坦度、ストーマに連結する皺・しない皺の有無、便の性状や量、皮膚への便付着の有無、使用装具、装具交換間隔、ストーマ合併症の有無などを調べます。収集したデータは、全て匿名化し、研究代表機関である東京オストミーセンター(代表:大村裕子)に提供します。提供したデータは、新・ストーマ管理度分類の妥当性を検証するために利用します。この研究は、通常の診療で得られた情報の記録に基づき実施する研究です。このような研究は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」により、対象となる患者さんのお一人おひとりから直接同意を得るのではなく、研究内容の情報を公開するとともに、参加拒否の機会を保障することとされています。この研究に関するお問い合わせ、また、ご自身の診療情報が利用されることを了解されない場合は、以下の問い合わせ先にご連絡ください。利用の拒否を申し出られても何ら不利益を被ることはありません。
問い合わせ先:皮膚・排泄ケア認定看護師 山田陽子
2012年4月から2017年3月までにストーマ造設手術を受けた患者さんへのお知らせ
当院では、「周手術期におけるストーマサイトマーキングの効果」というテーマで、2019年1月~2021年12月までの間、以下の内容で臨床研究を実施しております。この研究は、通常の診療で得られた情報の記録に基づき実施する研究です。研究の目的は:当院ではストーマ造設手術の前に、お腹のどの位置にストーマを造るかを決める「ストーマサイトマーキング」を行い、ストーマ管理の安定性や、ストーマの位置が原因で生じるストーマの合併症の予防に努めています。この度、ストーマサイトマーキングが、手術後良好なストーマ管理に導いているのかを調査致します。研究の方法:診療記録から、手術時の年齢、性別、疾患名、術式、ストーマの種類、サイズ、使用装具の種類、装具交換間隔、ストーマ合併症の有無、マーキングの計測値、手術後の傷の位置、傷の状態などを調査し、収集したデータは、ストーマの管理状況を評価する「ストーマ管理度」を使って評価します。このような研究は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」により、対象となる患者さんのお一人おひとりから直接同意を得るのではなく、研究内容の情報を公開するとともに、参加拒否の機会を保障することとされています。この研究に関するお問い合わせ、また、ご自身の診療情報が利用されることを了解されない場合は、以下の問い合わせ先にご連絡ください。利用の拒否を申し出られても何ら不利益を被ることはありません。
問い合わせ先:皮膚排泄ケア認定看護師 山田陽子
医療機関の方へ
現在、お知らせはありません。