1 センターの概要
センター設置の経緯と役割
国のすすめる「働き方改革」の柱の一つとして、「治療と仕事の両立支援」があります。これは、様々な病気に対する治療が必要ではあるものの、仕事を辞めずに継続したいと希望する患者さん及びそのご家族に対し、一時的に治療により職場を休むなどの制限はあっても、労働者としてその役割を担うことができるプランを提供するものです。
当院では、2018年1月に「就学・就労支援センター」を設置し、両立支援コーディネーターを配置して、患者さん及びそのご家族に対して、治療を行いながら仕事を継続できるための相談や提案を必要に応じて行っております。さらに、主治医や両立支援科医師とスムーズに連携して、企業側に治療内容や身体状況、患者さんのご希望を考慮した働き方を提案する書類(意見書)作成を支援いたします。
センターについて
スタッフ紹介
センター長
山本 淳考
副院長
脳神経外科診療科長
副センター長
立石 清一郎
副センター長
永田 昌子
両立支援科診療科長
コーディネーターの皆さん
センター長のご挨拶
当院の母体である産業医科大学は、産業医を輩出する国内唯一の大学です。産業医とは、企業に勤める労働者の健康と安全を守るスペシャリストで、従業員50名以上の企業の産業医の配置は法律で決められております。当院は、所属する医師の大半が産業医経験者という特徴を活かし、産業医と連携して「治療と仕事の両立支援」にいち早く取り組み、支援数は国内トップの実績を上げております。今後も患者さん及びご家族の皆様に寄り添い、病気になっても仕事を辞めることなく、治療を行いながら働き続けるための支援を提供してまいります。
就学・就労支援センター長 山本 淳考
センターのご案内
病院本館1階にございます。まずはお気軽にご相談ください。
ご相談の流れ
支援を希望される方は、主治医 ・看護師へ伝える 又は
就学・就労支援センターへお越しください
関連専門職と連携して支援を行います
医師の意見書(現状の体調に合った就業配慮事項の記載)を希望される方は、就学・就労支援センターへお越し下さい。
(令和6年10月1日更新)