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受付時間
 ※診療科ごとに診療日が異なりますのでご注意ください。
初診 午前 8時30分~11時00分
午後

13時00分~14時30分 (形成外科、一部専門外来)

再診 午前 8時30分~11時00分
午後 13時00分~14時30分

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休診日

土・日祝日、年末・年始
(12月29日~1月3日)
開学記念日:4月28日

泌尿器科(専修医)

1 診療科の特徴

 大学病院、北九州市および近隣地区における基幹病院として、尿路性器腫瘍、尿路感染症、尿路結石症、排尿障害、女性泌尿器科、小児泌尿器科、ED、尿路性器外傷など幅広い領域の診断・治療を行っており、多くの診断・治療困難症例が近隣医療施設から紹介されています。外来新患数は年に約1100人、入院は650~700人であり、平均在院日数は12~14日です。手術件数は年約400件であり、最近は腹腔鏡下手術が増加しております。体外衝撃波による結石破砕術は年間約130例に行っています。また、泌尿器科領域各疾患の標準的治療指針として2002年に当科独自のレジデントマニュアルを作成し、診療、教育に活用しております。
 関連・派遣病院としては現在福島労災病院、門司労災病院、九州労災病院、宗像水光会総合病院、新水巻病院、新行橋病院、香月中央病院、九州がんセンターがあり、毎年数病院より派遣依頼があります。
 人事につきましては毎年各人の希望を基に医局会で十分話合い民主的に決定します。また、出身大学は全く人事に影響せず、他大学出身でも部長、大学教官になれます。産業医科大学卒業の場合は2年間以上産業医を経験することが必要ですが、他大学出身の場合は産業医を行う義務は全くありません。
 多忙ではありますが、みんなで協力し合い、良い雰囲気の中で充実した研修生活を送れます。


2 専門医取得状況

 2年間の卒後臨床研修を終了し、産業医科大学、および教育関連施設における計4年間の専門医教育を受けて頂き、日本泌尿器科学会が認定する泌尿器科専門医の資格が得られるように教育を行います。さらに専門医取得後5年で指導医取得が可能です。現在まで規定年数を経験した医局員はすべて専門医・指導医を取得しています。このような泌尿器科専門医・指導医取得のため泌尿器科専門医研修プログラム受講や学術集会参加、学会および論文発表で得られる所定の単位を確実に得られるように学会参加、発表、論文作成を指導します。また、腹腔鏡下手術技術認定などの関連分野の専門医制度の取得も可能です。


当科における泌尿器科専門医までの後期研修の到達目標としては

  1. 一般的な泌尿器科疾患に対する適切な検査、診断、治療、経過観察、説明ができる。
  2. 泌尿器科的救急処置、緊急手術、入院治療の必要性の判断ができる(尿閉、急性腹症、急性陰嚢症、外傷、急性腎不全、重症感染症など)。
  3. 周術期、重症患者の全身管理と対応が適切にできる。
  4. 偶発症に対し迅速かつ適切な処置ができる。
  5. ターミナルケアについて適切な対応ができる。
  6. 手術に関しては
    ・経尿道的手術、内視鏡的結石手術、陰嚢内容の手術、腎瘻造設術などは執刀医として自分で実施できる。
    ・腎摘除術、腎尿管摘除術、膀胱全摘除術、尿路変更術、前立腺全摘除術、尿失禁手術などは指導医の下で実施できる。
    ・頻度の少ない手術、体腔鏡下手術においては助教、または指導医の下で実施ができる。


3 研究活動

 当科では尿路感染症、尿路性器悪性腫瘍、排尿障害、性ホルモンに関する研究を行っておりますが、この他にも希望される分野につきましては積極的に研究をして頂けます。大学院進学者は各人の希望に沿って当科および生理学、分子生物学、免疫学などの基礎医学講座において研究を行っており、希望される方は全て大学院に進学できます。大学院に進学されない方でも学位取得ができるように指導を行います。さらに留学希望の方には適切な海外研修施設への2~3年の留学が可能です。


4 関連学会

 泌尿器科学会以外にも、感染症、悪性腫瘍、内視鏡、生理学などの関連分野の学会に参加、発表を積極的に行っており、希望分野の学会に所属、参加して頂けます。


5 当診療科での修練のメリット 

 1. 教育機会

 カンファレンス:外来症例カンファレンス、入院症例カンファレンス、手術カンファレンスをそれぞれ週一回行い症例についての診療方針を討論、決定するとともに、症例のまとめ方、プレゼンテーションの指導を行います。
 病棟回診:教授、准教授回診を週一回
 抄読会、リサーチセミナー:抄読会を週一回、リサーチセミナーを3か月毎に行い研究の進行状況、結果、今後の方向性につき討論、指導を行います。

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 2. 学会・研究会

 泌尿器科学会をはじめ、基礎、臨床の多くの関連学会に積極的に参加、発表して頂くための機会を提供します。北九州地区においても多くの研究会(平均月に3~4回)を行っており、泌尿器科疾患の診断、治療、感染症、悪性腫瘍、排尿障害、泌尿器病理などにつきそれぞれのテーマに沿った講演会、討論を行っております。また、他の医療機関との共同研究も行っております。研修期間中は学会・研究会発表を1年間に約4回程度行って頂き、年1報以上の論文発表を目標として指導いたします。
 医局員が多くはないため、多くの症例、手術を経験することができ、学会発表の機会も多くあります。皆様が当科で後期研修を受けて頂くことを大いに歓迎すると同時に責任をもって教育・指導いたします。

 

参考

・指導責任者・指導医

  • 指導責任者:教授 藤本直浩
    指導医: 准教授 濵砂良一

 

連 絡 先

  • 担 当 者:濵砂 良一
  • 郵便番号:807-8555
  • 住  所:北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1
  • 電話番号:093-603-7446
  • FAX番号:093-603-8724
  • E-mail:hamaryo@med.uoeh-u.ac.jp

                                                      

 

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