耳鼻咽喉科、頭頸部外科(専修医)
1 診療科の特徴
耳鼻咽喉科学は、新生児から高齢者までの男女を問わず耳鼻咽喉科疾患および頭頸部疾患を対象としています。その内容は多彩であり、鎖骨から上の領域で眼球や頭蓋内疾患、頚椎以外の頭頸部疾患がほぼすべて対象となります。また、各種感覚器、すなわち、聴覚、平衡覚、味覚、嗅覚を扱い中枢から末梢までバリエーションに富んだ守備範囲を持っています。
2 専門医取得状況
有資格者の医局員全員が専門医を取得しています。
現在の専門医制度においては4年間の専門研修終了後に取得できます。
3 研究活動
上気道粘膜免疫病態学、頭頸部腫瘍学、睡眠時無呼吸症候群など臨床と基礎研究ともに成果を挙げています。
4 関連学会
日本耳鼻咽喉科学会、日本耳科学会、日本鼻科学会、日本頭頸部外科学会、日本口腔・咽頭科学会、日耳鼻専門医講習会、他多数
5 当診療科での修練のメリット
耳鼻咽喉科の主要疾患に関する診療技術と知識を確実に身につけることができ、4年後には耳鼻咽喉科認定専門医の取得ができるように医局員全員でバックアップします。
6 専修医(卒後3年目以降)募集中
本学ならびに他学出身の方、歓迎いたします。
基本給(月額194,700円)と日当直手当(平日20,000円/1回、土日祝日40,000円/1日)に加えて月々300,000~350,000円程度の外勤収入あり。
子細面談の上。
参考
・指導責任者・指導医
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指導責任者:教授 鈴木
秀明
指導医:講師 永谷 群司、講師 柴田 美雅、講師 橋田 光一
・修練スケジュール
- 主として病室において5~10人の患者を受け持ち、 耳鼻咽喉科の主要疾患に関する診療技術と知識を学ぶ。 受け持ちの患者の殆どは手術治療の対象となる疾患を有するが、 それぞれの疾患に関して術前の状態の把握、治療計画、 手術方法の選択を学ぶ。 さらに手術の介助を務めることにより手術手技を学ぶが、 耳鼻咽喉科の初歩的な手術に属するものから順次、 指導医の監督下に実技を経験する。 術後の管理についても最初の数ヶ月間に副当直医として 指導医のもとで実習し、独立して支障なく業務が行えるように 訓練を受ける。 またこの期間中、外来における患者の取り扱い、検査、 処置、治療法、救急医療、終末期医療について指導責任者のもとで修得する。
・取得認定医・専門医制度
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①連続して3年以上、日本耳鼻咽喉科学会の正会員である者。
②日本耳鼻咽喉科学会が基準に基づいて認可した耳鼻咽喉科専門医研修施設において、研修カリキュラムに従い臨床研修終了後4年以上の専門領域研修(そのうち3年以上は耳鼻咽喉科専門医研修施設における研修でなければならない。)を修了した者。
連 絡 先
- 担 当 者:野添
- 郵便番号:807-8555
- 住 所:北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1
- 電話番号:093-691-7448
- FAX番号:093-601-7554
- E-mail:j-jibika@mbox.med.uoeh-u.ac.jp