お知らせ

■ 当院の新型コロナウイルス対策
  安全安心な医療を提供 安心して病院をご利用ください
  患者さんへのお知らせとお願い

■ 開館時間は8時15分です

■ 2023年3月13日以降も引き続き病院内では必ずマスクを着用してください

診療受付時間のご案内

受付時間
 ※診療科ごとに診療日が異なりますのでご注意ください。
初診 午前 8時30分~11時00分
午後

13時00分~14時30分 (形成外科、一部専門外来)

再診 午前 8時30分~11時00分
午後 13時00分~14時30分

診療日を確認する


休診日

土・日祝日、年末・年始
(12月29日~1月3日)
開学記念日:4月28日

産婦人科(専修医)

1 診療科の特徴

 産婦人科は、婦人科腫瘍、周産期、生殖内分泌と幅広い専門分野を有しています。その中で当科の特徴の一つは、婦人科悪性腫瘍の診断と治療を主として行っていることです。細胞診については5名の細胞診専門医を有しており、学会活動などを通じて福岡県における中心的役割を果たしています。また地域の基幹病院として年間約100例の婦人科悪性腫瘍の治療を行っています。さらに内視鏡手術やurogynecology(子宮脱など)の分野にも積極的に取り組んでいるのも特徴の一つです。分娩は2005年は約180例ほどでしたが、新生児医と共に高度の周産期管理を行っており、地域の高次医療機関としての役割を担っています。生殖内分泌については、体外受精などは行っていませんが、女性のアルコール依存症の内分泌、心身症について研究を進めています。


2 専門医取得状況

 2006年は、2名が日本産科婦人科学会専門医試験に合格しました。病院内では9名の日本産科婦人科学会専門医がいます。また細胞診専門医が5名、日本医師会認定産業医5名、暫定婦人科腫瘍専門医3名、暫定母体・胎児専門医1名、超音波専門医1名、日本産婦人科内視鏡学会技術認定医1名です。


3 研究活動

 蜂須賀 徹:婦人科腫瘍の腫瘍免疫と腫瘍内分泌、子宮内膜癌の臨床病理、内視鏡手術の手術手技開発。
 松浦 祐介:子宮頚部異形成の消長とヒトパピローマウイルス感染、子宮頚部初期病変における保存的療法。
 土岐 尚之:胎盤の病理学、子宮粽癌の浸潤転移。
 川越 俊典:子宮粽癌の臨床病理。
 吉村 和晃:細菌性腟症の診断と治療、Urogynecology。
 柴田 英治:妊娠高血圧症の病態分析、有害化学物質が生殖器・胎児発育に与える影響
 石 明寛(保健学部):女性のアルコール依存症の内分泌、心身症


4 関連学会

 日本産科婦人科学会、日本婦人科腫瘍学会、日本臨床細胞学会、日本癌学会、日本癌治療学会、日本周産期・新生児医学会、日本超音波学会、日本生殖医療学会、日本産科婦人科内視鏡学会、日本女性骨盤底医学会


5 当診療科での修練のメリット

 婦人科疾患について良性から悪性までの幅広い疾患を経験できる。また周産期においてはハイリスク妊娠管理症例、産科救急症例など新生児科と共に多くの症例を経験できる。


 

参考

・指導責任者・指導医

  • 指導責任者:蜂須賀 徹
    指導医:石 明寛、松浦 祐介、土岐 尚之、川越 俊典、吉村 和晃、柴田 英治、稲垣 博英、卜部 理恵 
    (すべて日本産婦人科学会専門医)
  •  

・修練スケジュール

  •  3年間は大学病院またはその関連病院で初期研修とは異なり、周産期、生殖内分泌、婦人科腫瘍の領域において、それぞれの専門的な疾患の診断や治療に従事します。研修終了時には、日本産科婦人科専門医試験に必要な症例を経験し受験資格を得ること、帝王切開ならびに腹式子宮全摘術を術者として執刀できることを目標としています。
  •  

・取得認定医・専門医制度

【日本産科婦人科学会専門医】

  •  2年間の卒後初期研修の後、3年間の産婦人科研修を行い、年に1回夏に施行される専門医試験(経験した症例のまとめ、面接、筆記試験)に合格することが必要です。その後周産期、生殖内分泌、婦人科腫瘍のサブスペシャリティー(それぞれの分野での専門医)を希望するものは、さらに学会が認定している認定施設での研修後、試験に合格することが必要です。産業医科大学病院は日本産科婦人科学会研修指定病院であり、さらに婦人科腫瘍専門医と母体・胎児専門医の認定施設になっています。


【婦人科腫瘍認定医】

  •  産科婦人科専門医を修得後3年間婦人科腫瘍について研修し、5編の学術論文(筆頭者として)、約40例の婦人科浸潤癌手術に携わることが条件です。


【生殖医療専門医】

  •  産婦人科専門医修得後3年間の生殖医療に従事していることが必要で、生殖医療に関する論文が10編、学会発表が10題以上必要です。


【日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医】

  •  産科婦人科専門医であり、100例の産婦人科内視鏡手術例と5編以上の論文また5題以上の学会発表などが要求され、術者として施行した内視鏡のビデオテープが審査されます。


【細胞診専門医】

  • 3年間以上の日本臨床細胞学会会員であること、3編の学術論文、細胞診専門医試験に合格する必要があります。


【母体・胎児専門医】

  • 産科専門医に相当するもので、周産期・新生児学会のもとで2006年より、登録が始まったところです。

【超音波専門医】

  • 受験資格には指定施設での研修を含め、5年の学会歴が必要です。


【日本医師会認定産業医】

  • 県医師会主催の基礎研修を受講し、単位を取得する必要があります。

 


連 絡 先

  • 担 当 者:川越 俊典
  • 郵便番号:807-8555
  • 住  所:北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1
  • 電話番号:093-691-7449
  • FAX番号:093-691-9337
  • E-mail:t-kawa@med.uoeh-u.ac.jp
  •  
  •  

    このページのトップへ