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受付時間
 ※診療科ごとに診療日が異なりますのでご注意ください。
初診 午前 8時30分~11時00分
午後

13時00分~14時30分 (形成外科、一部専門外来)

再診 午前 8時30分~11時00分
午後 13時00分~14時30分

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休診日

土・日祝日、年末・年始
(12月29日~1月3日)
開学記念日:4月28日

神経内科、心療内科(専修医)

1 診療科の特徴

当科では神経内科と心療内科を併設しています。

【神経内科】

  • 脳、脊髄、末梢神経、筋肉の障害によって起こるさまざまな病気に対して診療を行っています。また脳神経外科、整形外科、リハビリテーション科などとも連携した総合的な治療をしています。日本神経学会教育施設、日本内科学会教育施設となっています。

 

【心療内科】

  • 心理社会的要因によって生じる身体疾患(心身症)およびストレス関連障害全般の診療を行なっています。

 


2 専門医取得状況

神経内科】

  • 卒後4年目より内科学会認定医を取得可能であり、内科学会認定医取得後7年目から神経内科専門医を取得可能です。2014年度は内科学会認定医試験に3名受験し全員合格し、神経学会専門医試験は1名受験し合格しました。

 

【心療内科】

  • 卒後5年目より日本心身医学会認定医、日本心療内科学会登録医を習得可能。その後、日本心身医学会専門医、日本心療内科学会専門医も取得可能です。

 


3 研究活動

【神経内科】

  • 神経内科では運動ニューロン病、認知症、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、てんかん、多発性硬化症などの神経疾患に関した臨床研究と細胞・動物モデルを用いた基礎研究を行っています。また他の臨床講座や基礎講座とも共同研究を行っています。


【心療内科】

  • 心療内科では国立精神・神経医療研究センター、群馬大学などとの共同で心身症の機能画像研究や遺伝子研究を行っております。また、ストレス反応の中で体温変化について着目し、その詳細な機序について動物モデルを用いた研究も行っております。

 


4 関連学会

【神経内科】

  • 日本神経学会,日本神経治療学会,日本臨床神経生理学会,日本神経免疫学会、日本てんかん学会、日本神経科学学会、日本神経感染症学会,日本脳卒中学会,日本自律神経学会,日本頭痛学会、日本認知症学会、日本パーキンソン病・運動障害疾患学会、臨床ストレス応答学会、日本内科学会

 

【心療内科】

  • 日本心身医学会、日本心療内科学会

 


5 当診療科での修練のメリット

神経内科】

  • 21世紀は脳の時代といわれ、臨床・基礎の両分野において脳科学への期待は高まる一方です。さらにこれまで治療法がなかった様々な神経疾患について、次々に新たな治療法が開発されており、神経疾患が「治らない」から「治る」時代に移り変わっています。その一方で神経内科専門医の数は十分ではなく、とくに地方での需要に供給が全く追いついていません.神経内科医が専門とする認知症、頭痛、てんかん、脳卒中といったcommon diseaseへの対応も待ったなしの状況の中で神経内科医のニーズはますます高まる一方です。また産業医科大学は産業医学の推進と産業医の育成という使命を有する目的大学であり、その社会的任務も重要です。高齢化社会の到来は定年延長などにより労働者の高齢化をもたらし、高齢の労働者の健康維持が求められています。こうした社会情勢の中で、認知症、脳血管障害、パーキンソン病などの老化とともに増加する疾患を専門とする神経内科医が産業現場にもたらす貢献は、今後ますます大きくなると考えられています。当科では経験豊かな指導医による指導と豊富な症例を経験することで、どこでも通用する臨床能力をもった神経内科医を育成しています。 

 

【心療内科】

  • 現代のストレスフルな社会環境においてメンタルヘルスの重要性が叫ばれて久しいですが、未だに充足しているとは言い難い状況です。産業医をされている本学卒業生の方からも心療内科的なアプローチを求められる現場が多いとの声が聞かれており、ますます心療内科の必要性は高まっていくものと考えられます。実際にハーモニーランド(ディズニーランド)、JCBなど国内の有力企業でも卒業生が活躍しています。ストレス性疾患に対する身体、心理、両面からの病態理解と治療、ストレスマネジメントに関する体系的技術の修得が可能です。

 

参考

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・指導責任者/指導医

  • 診療科長
  •  足立弘明  
  • 指導責任者
  • 【神経内科】岡田和将
  • 【心療内科】兒玉直樹 
    指導医
    【神経内科】大成圭子、橋本智代、岩中行己男、豊田知子
    【心療内科】高橋昌稔、本間洋州、林田草太(西日本シティ銀行)、宮田正和(福岡教育大学教授)
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・修練スケジュール

【神経内科】

  • 臨床研修3年目は、大学病院にて神経内科の専門的な知識および経験を積み、内科認定医さらに神経内科専門医の取得を目標とした研修を行います。神経内科では外来や病棟業務を通じて神経内科一般の理解を深めるとともに、神経内科医に必要な能脊髄液検査や神経生検の実施、MRIやCTなどの画像判読、脳波、筋電図や誘発電位検査などの検査手技・判読法を修得します。3年目以降の外部関連病院(産業医大若松病院や労災病院など)での研修は2年以内で、残りは大学病院での研修となります。大学院への進学の道もあります。
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【心療内科】

  • 臨床研修3年目~6年目は、大学病院または外部関連病院にて心療内科の専門的な知識および経験を積み、認定医取得を目標とした研修を行います。心療内科では外来や病棟の診療だけでなく、心理面接、心理テスト、ストレス負荷試験、ストレスマネジメントに関する専門的な技術も修得します。3年目~6年目の外部関連病院での研修は原則として2年以内で、残りは大学病院での研修となります。この間に国立精神神経センターで研修を受ける方もいます。大学院への進学の道もあります、
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・取得認定医・専門医制度


【神経内科】

  •  日本内科学会認定医、日本神経学会専門医、日本てんかん学会専門医、日本頭痛学会専門医、日本臨床神経生理学会専門医、日本脳卒中学会専門医

【心療内科】

  •  日本内科学会認定医、日本心身医学会認定医、日本心身医学会専門医日本心療内科学会専門医

 

連 絡 先

  • 担 当 者:【神経内科】 岡田和将【心療内科】 兒玉直樹
  • 郵便番号:807-8555
  • 住  所:北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1
  • 電話番号:093-691-7438
  • FAX番号:093-693-9842
  • E-mail:  【神経内科】gion@med.uoeh-u.ac.jp【心療内科】kodama@med.uoeh-u.ac.jp
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