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産業医科大学病院>大学病院の概要>手術支援ロボット「Mako」

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土・日祝日、年末・年始
(12月29日~1月3日)
開学記念日:4月28日

手術支援ロボット「Mako」

手術支援ロボット「Mako」導入

2024年2月から、当院で行う人工股関節置換術、人工膝関節置換術に

ロボティックアーム手術支援システムMako (メイコー)を導入しました。

 

ロボティックアーム手術支援システム「Mako」とは

「Mako」は日本で初めて承認された整形外科における手術支援ロボットです。人工関節置換の手術を保険診療で受けていただけます。


事前にCT画像などを基にロボットに手術の部位や内容を登録し、医師が操作しながら動かして、痛んでいる骨を削ったり切除したり、インプラント(人工関節)を設置する際に、医師の手術操作を支援するものです。

「Mako」の特徴

高度な術前計画

術前計画(500×372.4).jpg


手術前に治療計画をたてます。CT 検査を行い、患者さんの骨格の情報をコンピューターに入力し、人工関節のサイズや設置する位置、骨を削る深さや角度などを決定します。

術中の関節バランス調整

安全性(500×392).jpg


手術中は、関節が安定する適切な人工関節の位置をリアルタイムにコンピューター画面で確認し、調整します。

ロボティックアーム支援

ロボティックアーム支援(500×392).jpg


骨を削り、人工関節を設置します。このとき、治療計画から外れた角度や深さで骨を削ろうとしたり、人工関節を設置する位置がずれたりすると自動的にロックがかかり動きを制御します。これにより、治療計画通りの安全かつ正確なインプラントの設置を支援します。

「Mako」のメリット

正確性

正確性(500×373).jpg


人工膝関節全置換術に適用するアプリケーションでは0.1°,0.5mm単位で調整が可能です。

安全性

安全性(500×373).jpg


骨切除時には、治療計画にない位置に刃先が差し掛かるとロボティックアームが制御し、周囲の靭帯・血管を保護します。これにより、安全かつ正確なインプラント設置とともに、疼痛の軽減、早期回復が期待できます。

先進性

先進性(500×373).jpg


先進テクノロジーを使った人工股関節置換術用
のロボティックアームは、医師が操作をして動かすもので、傷んでいる骨を削ったり、人工関節(インプラント) の正確な設置をサポートします。

「Mako」を使用した人工関節置換術

人工股関節置換術のリーフレットはこちら

人工膝関節置換術のリーフレットはこちら

手術支援ロボット(Mako)を用いた手術費用の概算

 70歳未満の方
区分 通常の健康保険 高額療養費制度利用時
区分ア (年収約1,160万円以上) 約600,000円 約300,000円
区分イ (年収約770万~1,160万円) 約210,000円
区分ウ (年収約370万~770万円) 約135,000円
区分エ (年収約370万円以下) 約90,000円
区分オ (住民税非課税) 約50,000円



 70歳以上の方
区分 通常の健康保険 高額療養費制度利用時
現役並み所得Ⅲ (年収約1,160万円以上) 約600,000円 約300,000円
現役並み所得Ⅱ (年収約770万~1,160万円) 約210,000円
現役並み所得Ⅰ (年収約370万~770万円) 約135,000円
一般 (年収約156万~370万円) 約90,000円
低所得Ⅱ (住民税非課税) 約40,000円
低所得Ⅰ (住民税非課税/所得が一定以下) 約25,000円


 上記は、健康保険適用した場合の患者窓口負担額の例です。

 モデルケースとして、月をまたがない20日間入院としています。費用には、入院中の医療費(検査、手術、投薬等)及び食事代は含まれますが、患者さんが希望された有料個室料金や診断書料金等は含まれません。

 また、入院期間がふた月にまたがった場合は、この限りではありませんので、詳しくは来院時等にお尋ねください。



(更新日:令和6年7月12日)