医師用プログラム
・21世紀を担う熱意のある君たちを求めています。
- ・プライマリ・ケアから最新医療までを学べる教育環境、経験豊かな臨床研修指導医等のスタッフを配置しております。
- ・産業医科大学病院と研修協力病院間では、お互いの臨床研修医が相互の病院で研修指導を受けることができます。
- ・日本医師会認定産業医申請のための単位取得も可能です。
【更新日:令和2年7月27日】【文責:病院管理課】
病院長
田中 文啓
病院の理念
- ・患者第一の医療を行います。
- ・科学的根拠に基づく安全かつ質の高い医療を提供します。
- ・人間愛に徹した優れた産業医と医療人を育てます。
-
・ 職種・職位・部門の垣根なく高い倫理観を持って互いの意見を尊重し、患者と職員の安全・安心に努めます。
診療の特徴、実績
医学教育に必要な22診療科を標榜しています。
特に、リハビリテーション科、メンタルヘルスセンターを設け勤労者の健康管理、職業性疾患に関する治療を行い産業医学と地域医療との連携にも努めています。
平成15年6月から専任救急部医師及び専任看護単位を配置し24時間救急体制としています。平成16年4月救急病院認定、平成17年4月形成外科、化学療法センター設置、平成22年4月がんセンター開設、平成23年4月総合周産期母子医療センター指定、平成24年5月60床増床(618床→678床)、平成26年10月緩和ケアセンター開設、平成27年6月脳卒中センター開設、平成27年10月呼吸器病センター開設、平成28年4月四肢外傷センター開設、平成29年4月認知症センター開設、平成30年1月就学・就労支援センター開設及び両立支援科診療開始、平成30年4月小児外科診療開始、平成31年2月遺伝カウンセリング科診療開始
救急科診療科長より
産業医、臨床医に必須の救急初療が学べます。
救急車、walk-inで来院される患者さんにfirst touchし、医療面接、身体診察から疾患を想起し、診断や治療を行う、ER研修を行います。研修医が主体的に診察するとともに、上級医から救急診療のコツを伝授します。
また、研修医発表会や研修医への講義、勉強会も開催します。質の高い、primary careからcritical careまで学びたい諸君は、産業医科大学での研修を是非選択して下さい。
指定基準
マッチング
参 加
研修協力病院
平成25年度より、下記研修協力病院において臨床研修指導を受けることができるようにプログラムの改正を
行いました。
*印の病院は、お互いの臨床研修医が相互の病院で学ぶことができる病院です。
*独立行政法人 労働者健康福祉機構 九州労災病院
北九州市立八幡病院
独立行政法人 地域医療機能推進機構 九州病院
社会医療法人 製鉄記念八幡病院
*財団法人健和会 大手町病院
特定医療法人 北九州病院 北九州総合病院
独立行政法人 労働者健康福祉機構 九州労災病院 門司メディカルセンター
社会福祉法人済生会 八幡総合病院
北九州市立医療センター
戸畑総合病院
上記医療機関は、全て臨床研修病院です。
研修協力施設
- 医療法人茜会 昭和病院
- 医療法人茜会 吉水内科
- 医療法人茜会 勝山サテライトクリニック
- 医療法人茜会 在宅総合ケアセンターしものせき
- 社会福祉法人暁会 身体障害者療養施設フェニックス
- 独立行政法人 労働者健康福祉機構 福岡産業保健総合支援センター
- 財団法人 西日本産業衛生会 北九州産業衛生診療所
- 医療法人 医和基会 療養介護事業所 牧山療養院
- 医療法人 医和基会 牧山いわき苑
- 医療法人 医和基会 金刀比羅診療所
教育体制
臨床研修管理委員会委員長: 平田 敬治(副院長、消化器・内分泌外科 診療科長)
プログラム責任者: 阿部 慎太郎(産業医臨床研修等指導教員 診療教授)
副プログラム責任者:柴田 美雅(産業医臨床研修等指導教員 准教授)
教育環境
- ・図書室: 有り
- ・インターネット利用環境:利用可 利用可能場所(研修医室、図書館、診療科資料室、病棟の一部)
診療内容紹介
2019年度の分娩件数 :335件
救急医療の提供の実績
- ・救急専用診療室の有無:有り
・救急医療を行う診療科:全科
・救急外来患者数:16.3名(2019年度救急外来実績・1日平均)
・救急車取扱件数:3,012件(2019年度実績)
※2018年4月1日救急病院に認定更新(医指第3472号)
- 臨床病理研究会(CPC)の実施状況:回数8、剖検数13(※2019年実績)
研修医当直
- ・研修医当直回数:月5回まで(うち、日直は月1回) (当直手当 有り)
・当直時の勤務体制:全診療科の当直医 約30名
処遇・福利厚生
研修手当
※月額、諸手当(税込み)
一年次 月額:275,000円
宿日直手当:10,000円/回
賞与:― 円二年次 月額:275,000円
宿日直手当:10,000円/回
賞与:― 円
※宿日直手当は、1回の勤務が5時間未満の場合半額
- ・救命処置講習会(2回)の受講料を病院が負担する(JRC-ITC主催)
・公的医療保険:有り
・公的年金保険:有り
- ・労働者災害補償保険:有り
・医師賠償責任保険の扱い:病院自体の加入「有り」 個人加入「研修医本人の自由意思による」
- ・宿 舎:有り
宿舎費
単身用
(56戸)5,000 ~ 10,000円位(共益費含む)/月 (レジデント住宅 56戸(内 女性用 5戸)
大学敷地内、徒歩5分
世帯用 15,000円位(共益費含む)/月
大学敷地外、徒歩10分
- ・学内保育園:有り
研修医の研修状況と進路
- ・研修中の人員:1年次 7人、2年次 11人
- ・研修医の主な出身大学:産業医科大学、大分大学、愛知医科大学、高知大学、九州大学、佐賀大学、
山口大学、宮崎大学、岩手医科大学、滋賀医科大学、愛媛大学、長崎大学、福岡大学 、久留米大学、琉球大学
- ・研修終了後の進路:産業医科大学病院、労災病院など
メッセージ
指導医から一言
人間愛に徹した優れた医療人を育成するという理念の基に、医師としての第一歩である臨床研修の時期を実りあるものにしていただけるよう、魅力ある研修プログラムをめざしています。必修診療科における研修の充実に加え、 産業医科大学病院の特徴として、地域保健の一環として「産業保健」を選択することが可能で、労働衛生機関(特殊健診機関)での実習や模擬体験を含む職場巡視実習など体験学習も計画しています。希望があれば、日本医師会認定産業医申請のための単位取得も可能です。
病院地域環境紹介
産業医科大学病院のある北九州市は、政令指定都市でありながら、自然環境に恵まれた都市であり、昭和40
年代の公害の街から、環境都市へ生まれ変わった経験を持っています。大学病院のある折尾地区は、北九州市の文教地区に位置しており、大学のキャンパスも緑に包まれた素晴らしい場所にあります。
産業医科大学病院
〒807-8556 福岡県北九州市八幡西区医生ケ丘1番1号
TEL:093-603-1611/FAX:093-691-8892
JR鹿児島本線「折尾駅」下車、北九州市営バス「折尾駅」から
「産業医科大学病院」または「産業医科大学病院入口」下車(約10分)