リハビリテーション部
1 特色
- リハビリテーション科医と連携し、多様な疾患に対してリハビリテーションを行っています。
- スポーツ外傷に対する関節鏡術後のリハビリテーションは多数の症例を経験しています。
- 心臓リハビリテーションを行っています。
2 施設基準およびスタッフ
脳血管疾患等リハビリテーション料(1)
運動器リハビリテーション料(1)
呼吸器リハビリテー ション料(1)
心大血管疾患リハビリテーション料(1)
がん患者リハビリテーション料
廃用リハビリテーション料(1)
スタッフ:理学療法士
14名 作業療法士
5名 言語聴覚士
1名
3 主な対象疾患
リハビリテーション科 :脳卒中、パーキンソン病等
整形外科:下肢 股関節(FAI、臼蓋形成不全)、膝関節(靭帯損傷、半月板損傷)、足関節(靭帯損傷、軟骨損傷) など
上肢 肩(腱板損傷、脱臼)、肘(OCD、靭帯損傷) など
上記以外の各種骨折・変形性関節症の腰痛・外傷 など
心臓リハ:虚血性心疾患、開胸術後、心不全など くわしくはこちらをクリック
内 科:肺炎、膠原病、慢性閉塞性肺疾患など
外 科:開腹術後など
緩和ケア:各種の癌疾患
4 診療実績(2024年4月~2025年3月)
診療実績については、こちら をご覧ください。
5 心臓リハビリテーション室
心臓リハビリテーション室では、心臓病の患者様の再発や再入院を予防し、快適で生き生きとした社会生活への復帰を目標に、医師・看護師・理学療法士・作業療法士・臨床検査技師などのチームで心臓リハビリを行っています。
心臓リハビリ前に、心肺運動負荷試験や歩行テストなどを行い、適切な運動の強度を決定しています。毎週カンファレンスを行い、患者様の治療効果と治療方針の確認を行っています。
心臓リハビリの効果として、(1)運動能力の増加、(2)狭心症や心不全の症状の軽減、(3)不安症状やうつ状態の改善、(4)血管や自律神経の改善、などがあります。
原則として、入院中は平日の午後に毎日行います。外来通院の場合は、週1~3回を目安に行います(完全予約制です)。
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6 スポーツ理学療法
スポーツ理学療法は、スポーツ活動によって生じたケガの予防・評価・治療・リハビリテーションを通じて、アスリートの競技復帰やパフォーマンス向上を支援する専門分野です。スポーツ理学療法の特徴は、単なるケガの治療にとどまらず、競技復帰までの段階的なリハビリや再発予防に重点を置いているところです。たとえば、前十字靭帯損傷のような重大なケガでは、手術後の回復期から筋力・柔軟性・バランス能力の回復を図り、最終的には競技特異的な動作のトレーニングを取り入れます。
当院では、原則として入院中は平日の午前または午後に毎日行います。外来通院の場合は、必要な頻度に応じて週1~3回を目安に行います(完全予約制です)。お気軽にご相談ください。
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