研修会の概要

これまでのとりくみ

産業医科大学では、平成9年より日本医師会認定産業医基礎研修会(夏期集中講座)を開催し、平成23年度から産業医科大学産業医学基礎研修会として開催しています。
令和5年度までに17,000人以上の受講者を迎え、日本国内における短期集中型の研修会としては最大規模を誇ります。

講師陣

当研修会の講師は、すべて産業医科大学の医学部・産業保健学部および産業生態科学研究所、産業医実務研修センターの教員で構成され、教育・研究・実践に精通する産業医学・産業保健分野のスペシャリストです。
最新の臨床医学や基礎および応用研究から実務的な取組みまで、さまざまな専門分野の精鋭たちによる講義、実習はきっと満足いただけるものと思います。

特徴

研修プログラムは、日本医師会の定める認定産業医研修制度のカリキュラムに沿って立案されています。
講義は総論と各論から構成され、産業医に必要とされる知識を体系的に学ぶことができます。
更に10時間の実習では、産業保健分野で要求されることの多い最新のトピックや産業医活動時に必要とされる実践的なスキルを参加型形式で学ぶことができます。
プログラムは毎年少しずつ改訂され、日々変化する産業社会からの要望や課題へ柔軟に適応できる産業医の育成をモットーに企画されています。

日時と場所

毎年7月から8月にかけて、月曜日から土曜日までの連続する6日間、計50時間にわたり開催しています。
令和6年度の会場は、北九州国際会議場です。

募集人員および費用

募集人員は、1クール開催の場合600名、2クール開催の場合は各クール500名ずつの合計1000名です。ですが、コロナ禍後の情勢を鑑みて、定員を削減して実施しています。令和6年度は、1クール390名を2クール開催し、合計780名です。
また、参加費用は150,000円(税込)(研修1日目から5日目の昼食代および講義配付資料、参考書籍代等を含む)です。

メッセージ

日本における産業医学・産業保健のメッカである産業医科大学が開催する集中講座で、是非産業医になるための第一歩を踏み出してみられませんか。
北九州市およびその近隣には官営八幡製鉄を始めとする歴史的建造物があり、また海の幸も豊富です。
皆さまの参加を心よりお待ちしています。