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男女共同参画推進センター センター長挨拶

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本学には2020年4月現在、約2700人の教職員が在籍しその男女比は約3:7です。全体でみると実は女性の多い職場と言えますが、その内訳は職種によって大きく異なっています。職種や職場が多様な本学では抱える課題も様々で、それぞれの立場で仕事と家庭を両立しながら、充実した生活を送ることは性別にかかわらずなかなか大変なことです。

 これら教職員の職業生活の充実に向けて、男女共同参画推進の立場から活動することを目的に設置されたのが当センターです。2012年の設置以来、大学、病院、事務部門など各組織体から男女の教職員が構成員となり活動しています。実施している主な取り組みとしては、学内保育園と病児保育の整備、育児短時間勤務制度、快適な職場環境のための設備改善、病院女性医師の交流会、働きやすい職場づくりに向けた各種調査、啓発を目的とした研修会開催、等があります。

また、2020年からは、女性活躍推進法及び次世代育成支援対策推進法に基づく5年間の行動目標を策定し公表しています。女性管理職の割合の確保や男女の平均勤続年数の維持、事業所内託児施設の運営、残業時間の縮減、有給休暇の取得等の目標を達成していくことは、女性だけでなくすべての教職員の働きやすい職場づくりにつながると考えています。結婚、出産、疾病、介護等、職業人生の中ではさまざまなライフイベントが発生します。これらによって職場で積み上げてきた実績や専門技術、研究業績、チャレンジしたい夢をあきらめるのでなく、キャリアを継続、あるいは再開できるような支援や職場環境が整えば、貴重な人財が長く勤務し、本学の発展にもつながっていくものと考えます。今後も積極的に取り組んでいきたいと考えていますので、お気づきのことやご意見があればお聞かせいただければと存じます。

 

                                                男女共同参画推進センター

                          センター長  川波 祥子