2023 第1号<No.175>(1月30日配信)、第2号<No.176>(2月6日配信)
2023 第1号 <No.175> 韓国蔚山大学病院との交流 (2023年1月30日配信)
1月16日(月)~20日(金)、韓国の蔚山大学病院より6名の医師及び修練医らが産業生態科学研究所を訪問し、交流事業を実施しました。本事業は、2018年に締結したMOU(国際交流協定書)に基づき、隔年相互に訪問し、交流を行うこととしています。COVID-19の影響で交流事業が延期されていましたが、およそ2年ぶりに再開し、研究室訪問や両国の産業保健の現状および研究内容について、活発な意見交換や討議が行われました。
尾辻学長による挨拶 堀江副学長による挨拶
Dr.Kimによる発表 環境疫学 石丸准教授による講義
市内視察ー小倉城前にて
2023 第2号 <No.176> JST国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)の実施 (2023年2月6日配信)
国際センターでは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主催する「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)」に交流計画が採択され、1月22日~28日の日程で、米国のジョージア大学 公衆衛生科より学生および引率教員を4名、インドのデリー大学 家政学研究所より学生及び引率教員を8名、韓国の大邱カトリック大学 環境安全学科より学生及び引率教員を5名、計17名を受入れました。本学での本事業の実施は6度目です。
今回のプログラムは【「みんな違う」で考える人々の健康と福祉】をテーマとし実施しました。本交流は文化性の大きく異なる4カ国の学生が集い、日本の社会的技術をテーマに自国と世界的な視野からの社会の未来を考える機会となりました。本学教員による産業医学関連の講義では、学生からの質問も多くみられ、熱心に聞き入る姿が印象的でした。また、安川電機みらい館やシャボン玉石けん、TOTOミュージアムへの見学も実施した他、本学の学生と交流する機会もあり、今回が初めての来日となった学生はもとより、全員が今回の交流に満足して帰国しました。
今回の来日が、日本への関心を高めるきっかけとなり、今後の交流・研究活動、そして、機関および国レベルでの協力関係へと発展していくことを願います。
ウェルカムパーティ 尾辻学長表敬訪問
発表やグループワークの様子
安川電機みらい館 シャボン玉石けん
建設中の急性期診療棟の見学 修了式
中富准教授による能の披露 インドの学生・教員によるダンス
最後になりますが、この度ご支援いただいた国立研究開発法人科学技術振興機構、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。