実習について

3日目、4日目に実習を行います。

5科目を受講していただきます。
(前年度の実習内容を元に作成しています。本年度は若干、内容が変わる可能性があります。)

(1)職場巡視 窯業編

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実際に職場に行くことができるとよいのですが、時間的・人数的制約のため教室内での実習となります。職場のビデオを見ながら、チェックリストを用いて指摘事項を討議します。窯業での巡視のため、粉じん、振動、有機溶剤等、様々な健康障害要因を学ぶことができます。

(2)メンタルヘルス

メンタルヘルスの復職面談をビデオで見て、産業医として意見書を作成します。個人ワークの後、グループでディスカッションします。

(3)THP(Total Health promotion Plan)

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最大酸素摂取量の推定を行うために運動負荷テスト(自転車エルゴメーターを用いて)を体験し、運動処方について学びます。また、閉眼片足立ち、全身反応時間、座位体前屈、握力、上体起こし、腹囲(臍周囲径)の測定を体験しながら学びます。

(4)保護具

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呼吸用保護具(防じんマスク、防毒マスク)、防音保護具(耳栓、イヤーマフ等)、目や顔面の保護具(保護めがね等)、防熱用保護具、皮膚の保護具(保護手袋等)について、実際に装着しながら学びます。

(5)作業環境測定

作業環境測定(有機溶剤、粉じん、騒音)について学びます。【有機溶剤】検知管法による環境空気中の有害ガスおよび蒸気の測定、【粉じん】デジタル粉じん計による粉じん相対濃度の測定、【騒音】騒音計による等価騒音レベルの測定を体験します。教室内を職場に見立てて実習します。