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高知県と災害時産業保健支援に関する協定を締結

 令和2年8月11日(火)14時から、高知県庁において「災害時産業保健支援に関する協定締結式」が執り行われました。締結式には、濵田高知県知事、尾辻󠄀学長、両立支援科学 立石准教授らが列席し、濵田高知県知事と尾辻󠄀学長がそれぞれ協定書に署名、捺印を行いました。この協定は、東日本大震災等における本学の支援体制が評価され、南海トラフ地震などの大規模災害時に、県職員の災害対応者の健康を確保するため、本学の産業医及び産業保健師等による産業保健支援を行うことを目的としています。
 福岡県と高知県はお互い遠距離で大規模災害が発生しても同時に被災する可能性が低いことや高知県庁の杉原産業医と立石准教授らが共同研究者であることが協定締結のきっかけとなりました。
 尾辻󠄀学長は挨拶の中で「本学は産業医学の振興を使命として設立された大学であり労働者の健康を守ることが最優先課題です。本学でできるベストを尽くす所存です」と述べられ、今後は、災害時のマニュアル作りや研修における講師派遣等の支援を行い、高知県との連携を深めていく予定です。