大規模災害対応講習会を開催(2021.1)

 1月14日(木)に大規模災害対応講習会を開催しました。この講習会は平成26年度から始まり今年で7回目となります。
昨年8月に予定していた講習会(講義・実習)は、新型コロナウイルス第2波の影響により中止しましたが、座学講義だけでも受講したいとの希望があり、対面とオンラインで開催する予定でした。
 しかしながら、今回も新型コロナウイルス第3波の影響で、1月13日(水)に緊急事態宣言が福岡県に発出されたことか
ら、来校し対面参加予定だった警察、消防、海上保安庁、自衛隊、行政の41名の方には、急遽キャンセルさせていただきました。当日はオンラインのみの開催となり、遠賀郡消防本部、福岡徳洲会病院、飯塚記念病院、福岡大学、大分県立看護科学大学、鹿児島大学病院、弘前大学、九州電力株式会社及び本学の医療従事者等21名に受講していただきました。
 講習内容は、NBC(放射線、バイオ、化学)災害、災害現場における危機管理体制、救急救命対応、メンタルヘルスケア及び法医学的対応に関して7つの講義を行いました。一方的な知識提供型講義でなく、受講生に参加していただく工夫をされている講義もあり好評でした。また「勉強になった」「大変有意義であった」「わかりやすかった」「遠方でも参加でき良かった」等の言葉をいただき、「8時間は辛かった」との意見もありましたが、「他職種とディスカッション」や「実習」を希望する前向きな意見をいただきました。
 講師の先生方をはじめ、講座スタッフ等多くの皆様に多大なご協力をいただきました。この場をお借りしてご協力いただきました関係者の皆様方に厚くお礼申し上げます。

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