大規模災害対応講習会を開催(2021.8)

 8月30日(月)午後から31日(火)の2日間、8回目となる大規模災害対応講習会を行いました。8月20日(金)に発出された緊急事態宣言中でしたが、昨年と異なり、感染対策の徹底やワクチン接種が普及したことにより、対面参加も可とし、オンラインとのハイブリッドで開催しました。対面参加の方には、微生物学の齋藤教授の指導のもと、体調申告、検温、消毒など感染対策を十分に行い、ラマツィーニ大ホールに23名(海上保安庁、北九州市消防局、原子力規制庁)が十分な間隔をとって着席していただきました。オンラインでは32名(遠賀郡消防局、福岡県警察本部、佐賀県県民環境部、京都大、佐賀大、弘前大、福島県医大、大分県立看護大、三重大、九州電力、日野自動車、訪問看護ステーション火の鳥、国府台病院、香川県立中央病院、山口県環境保健センター)が参加されました。
 尾辻学長の挨拶に始まり、講習はNBC(放射線、バイオ、化学)災害、災害現場における危機管理体制、救急救命対応、メンタルヘルスケア、熱中症、保護具、法医学的対応の9講義を行いました。「有意義であった」、「興味深かった」などという好意的な意見をたくさんいただきました。一方で、「見えづらい資料があった」との指摘もありましたので、来年度の課題としたいと思います。
 講師の先生方、大学管理課、講座等スタッフの皆様には多大なご協力をいただきました。この場をお借りして関係者皆様に深くお礼申し上げます。

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