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保健センター センター長挨拶

 こんにちは。2020年4月より保健センター長を務めております川波です。

 保健センターは、産業医科大学の学生及び教職員の健康管理を行うことを目的に設置されている組織です。本学、及び若松病院にスタッフが常駐し、年間を通じて活動を行っています。

 保健センターの最も大きな活動が健康診断です。すべての学生、教職員を対象とした年1回の定期健康診断の他、特殊健診や特定業務従事者健診、学外の企業向け健診も実施しています。その中で本学が誇れることの1つに健康診断の受診率の高さがあります。昨年の本学学生、教職員の健診受診率はそれぞれ99.2%、100%と素晴らしいものでした。忙しい日常業務等の中、きちんと健診に足を運んで下さる意識の高さに感謝申し上げます。尚、すべての職員の健診結果は、産業医の先生方が目を通し、就業判定を行っています。要受診者や就業上の配慮が必要な方に対しては、必要に応じて産業医が体調の確認を行っています。

 2つ目の大きな活動が予防接種です。入学した学生が病院等で実習を行う前に、また抗体価が低い教職員に対し、感染を防止するためのワクチン接種を行っています。

 3つ目は産業保健活動の拠点としての役割です。本学には、大学、病院、事務にそれぞれ産業医が選任され、保健センターの併任教員となっています。職員の休職後の復職面談や過重労働面談、ストレスチェック後面談等の産業医面談や保健師による面談の場として利用されています。

 4つ目は心身の健康に関する健康相談です。健康診断では保健師が全員にヘルスインタビューを行い、生活習慣の問題や悩みなどをきめ細かくお尋ねしています。問題を抱えている方には後日お話をうかがい、必要に応じて産業医につなげたり、継続的にフォローを行っています。産業医が専門医を紹介する場合もあります。また、こころの問題に対しては、カウンセラー(非常勤)と精神科医(併任)による相談窓口があり、匿名で相談が受けられる仕組みもあります。特に、学生の皆さんは初めての一人暮らしであったり、試験勉強や部活動などの大学生活の中で体調に不安を感じたり、悩んだりすることがあると思います。医療職を目指す皆さんは、自分の体調管理に十分注意を払って頂きたいと思いますが、自分で解決が難しいと思った時には遠慮なくご相談ください。

 その他、感染事故が発生した際の対応を病院と連携して行い、また軽微な体調不良者に対する処置や処方も行っています。

 保健センターのスタッフはセンター長、副センター長、保健師7名、臨床検査技師1名、事務職員6名がおり、他にも併任教員4名(医学部2名、産業保健学部1名、病院1名)

のスタッフで運営しています。学生、教職員の皆さまが健康でいきいきと学校生活や職業生活を送ることが出来るよう、後方からの支援を続けて参りたいと存じますので、何かお困りのことがございましたら、お気軽にご利用ください。

   保健センター長 川波 祥子 

 

 

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