2022 第6号<No.164>(7月5日配信)、第7号<No.165>(7月15日配信)、第8号<No.166>(8月30日配信)
2022 第6号 <No.164> 北九州市で日中韓産業保健学術会議開催(7月5日配信)
本会議は、産業保健分野の学術的・実践的な知識交流を通じて産業保健の発展に寄与するとともに、3国間の友好を深めることを目的に毎年開催されています。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2019年以降、開催が中止・延期されていましたが、3年ぶりの開催となりました。
会長は、産業生態科学研究所
呼吸病態学の森本泰夫教授が務め、3カ国の基調講演、シンポジウム、ワークショップ、特別講演、一般発表(口頭発表、ポスター)がハイブリッドで開催にて行われ、参加者142名(韓国より9名が現地参加)の大変有意義な会議となりました。
森本 泰夫 会長 尾辻 豊 学長
田中 良哉 国際センター長 ポスター発表
集合写真
2022 第7号<No.165> ILOよりアジア諸国における産業保健制度の専門職に関する調査を受託(7月15日配信)
このプロジェクトは、ロンドン大学、オーストラリア安全衛生研究所と産業医科大学の3校が受託し、本学は産業生態科学研究所の社会環境部門のスタッフが分担してアジア諸国の法制度のレビューと行政・関係者へのヒアリングを行い、安全衛生管理に従事する産業保健の人材育成の調査を行いました。
現在、オーストラリア安全衛生研究所など複数のチームが欧米、中南米諸国の調査をしており、ロンドン大学ミドルセックス校がこれから各国のレポートを統合・分析を行っていますが、このプロジェクトはアジア各国の途上国や産業保健の制度を作っていく国々への支援に活用され、本学も関わっていく予定です。
今後も、本学はILOなど各機関の国際業務について積極的に協力を行ってまいります。
2022 第8号<No.166> ノパラット・ラジャタニー病院40周年記念学術会議にて講演(8月30日配信)
産業生態科学研究所の石丸 知宏准教授(環境疫学)が、2022年8月25~26日の日程で、タイのバンコクにて開催されたノパラット・ラジャタニー病院40周年記念学術会議にて、「Measures against COVID-19 in the Japanese workplace: Leveraging technology(日本の職場のCOVID-19対策:技術活用)」のタイトルで日本のITを活用した職域コロナ対策について講演しました。本会議ではDigital Occupational Medicine(デジタル産業医学)をテーマにした国際シンポジウムも開催されました。タイ国内から現地参加約100名とオンライン参加約300名で、大盛況となりました。
主催者等 会議の様子
石丸准教授講演の様子 集合写真