2018 第22号<No.117>(12月27日配信)、第23号<No.118>(12月27日配信)
2018 第22号 <No.117> 平成30年度 JST日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)の実施 (2018年12月27日配信)
<平成30年度 JST日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)の実施>
国際交流センターでは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主催する「日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)」に交流計画が採択され、12月2日から8日の日程で、台湾の中国医薬大学公衆衛生学部より学生および引率教員の計11名を受入れました。本学での本事業の実施は4度目です。
今回のプログラムは「産業保健をめぐる日本と台湾の国際交流」をテーマとし実施しました。本学教員による産業医学関連の講義では、学生からの質問も多くみられ、熱心に聞き入る姿が印象的でした。また、北九州PCB処理事業所や小倉城庭園等の市内視察も実施した他、本学の学生と交流する機会もあり、今回が初めての来日となった学生はもとより、全員が今回の交流に満足して帰国しました。
今回の来日が、日本への関心を高めるきっかけとなり、今後の交流・研究活動、そして、機関および国レベルでの協力関係へと発展していくことを願います。
最後になりますが、この度ご支援いただいた国立研究開発法人科学技術振興機構、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
一行が作成・持参した大学、自己紹介用パンフレット 講義中
本学学生との交流会 国際遠隔講義に参加
小倉城庭園の散策 門司港視察
北九州PCB処理事業所の見学 全員無事にプログラムを修了
2018 第23号 <No.118> タイ保健省疾病対策局・医療サービス局共催学会に出席 (2018年12月27日配信)
<タイ 保健省疾病対策局・医療サービス局共催学会に出席>
12月12~14日、バンコクで開催されたタイ保健省疾病対策局および医療サービス局が共催した学会「The International Conference on Occupational and Environmental Disease」に、産業保健管理学 堀江正知教授、職業性中毒学 上野晋教授(国際交流センター長)、呼吸病態学 和泉弘人准教授および研究支援課国際交流支援係1名の計4名が出席しました。本学はタイ保健省疾病対策局と2016年7月に、同省医療サービス局のノパラット・ラジャタニ―病院とは2018年6月にそれぞれ、学術研究交流を目的とした覚書を締結しており、今回はその交流の一環として、先方より学会への協力依頼があったものです。
主に産業保健分野の革新的技術・研究の交流および、地域・国際レベルでの政策実施の促進を目的とした本学会では、堀江教授が冒頭に本学を代表して挨拶を行った後、"Recognition and Management of Work-related Psychiatric Diseases in Japan"、"Strategic Management on Occupational Health in Workplace"について講演、和泉准教授が"How to Work, Biomarker and Health Risk Assessment"について講演を行いました。また、堀江教授、上野教授はASEAN加盟10か国で共通の職業病監視制度および職業病のリストを作成しているASEAN Cooperation on Occupational Healthのラウンドテーブル会議に外部専門家として出席しました。約500名が本学会に出席した他、WHO、ILO、UN、ASEAN加盟国からも代表者の出席がありました。
主催者及び講演者 堀江教授による挨拶
和泉准教授の講演 ラウンドテーブル会議