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UOEH ReBORN 産業医科大学キャンパスマスタープラン2023~さらなる飛躍を目指して~

産業医科大学の第2ステージに向けて始動

 産業医科大学は、「産業医学の振興と優れた産業医・産業保健専門職の養成、質の向上」を目的とする我が国唯一の大学です。
 また、産業医科大学病院は、北九州医療圏で唯一の特定機能病院であり、最大の病床数を誇っています。
 このような本学の特色や強みを活かし、その「目的・使命」を達成し続け、永続的に発展していくため、2021年に20年の長期ビジョン「産業医大未来構想2040」を策定しました。
 今後も、産業医学・産業保健分野の第一人者としての知見を社会に還元し、本学が今まさに果たさなければならない使命を力強く担っていくため、この「産業医大未来構想2040」に基づき、永続的な発展にふさわしいキャンパス環境を創出するために、現在の建物や基幹設備等の老朽化に伴う課題を把握するとともに、魅力あるキャンパスを整備するため、この度、長期的な施設整備の道筋を示すキャンパスマスタープランを策定いたしました。
 開学後45年を経過し、産業医科大学の第2ステージに向けて始動いたします。

Ⅰ 産業医科大学キャンパスマスタープラン2023

1 概要

(1)病院Ⅱ期棟の建設は本年から10年後の令和15年度の開院を目指します。
(2)
令和32年度(2050年)までに大学の主要な建物の建替えを終了させることを目指します。

2 キャンパスマスタープランの継続的見直し

 キャンパスマスタープランは、長期ビジョン「産業医大未来構想2040」や長期ビジョンに基づく中期目標・中期計画の実現と一体のものです。
 第4次中期目標・中期計画の達成状況によりプランを検証し、社会状況や大学の財政状況に応じて見直します。

Ⅱ 急性期診療棟建設後のキャンパスイメージ図   ※画像をクリックすると大きくなります

1 主な建設の内容

  1. ②病院エリアは、急性期診療棟につなげて、現在の病院本館及び西別館の機能を集約させた病院Ⅱ期棟を建設
    (Ⅱ期棟建設のため、事務局本部を移転、レジデント住宅跡地に患者さんの駐車場を確保)
  2. ①大学エリアは、新2号館を建設し、エネルギーの供給源と講義室等の機能を確保した後、病院本館を取壊し病院本館跡地に大学1号館等の施設を建設
  3. ③寮・宿舎エリア
    (1)新職員住宅は、民間資金を活用して、Aのエリアに建設
    (2)共同住宅4000棟から6000棟は、順次取り壊しを進める。
    (3)看護師住宅は、上記(1)の新職員住宅を併行して利用し、女子学生寮の機能を移転し学生寮との一体運用を行う。女子学生寮は、集約後取り壊す。
  4. ⑤土地活用エリアは、別途、民間を活用した計画を策定していく。