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産業医科大学で子宮頸がんワクチンキャッチアップ集団接種を実施 (2024年6月25日~7月4日:学内の学生、教職員の希望者対象)

 国は子宮頸がんワクチンキャッチアップ接種事業として、子宮頸がんワクチン接種の積極的勧奨を差し控えた時期(2013年6月~2022年4月)に、接種の機会を逃した方(1997年4月2日~2008年4月1日生まれの女性)を対象に、2022年4月から2025年3月まで公費でHPVワクチン接種を受けられるキャッチアップ接種を行っています。実施終了まで1年を切りましたが、接種率は以前のように上がっていません。

 本学では、大学として率先して接種率の向上に取り組むために、また、接種に二の足を踏む方も大学での集団接種であればハードルを低くできるのではないかと考え、対象年齢の学生と教職員に対して希望を募り、学内でキャッチアップ接種の集団接種を行っています。

 接種への呼びかけは、健康診断時の個別の接種勧奨、学内にリーフレットの配置、大学の講義での啓発等、種々の方向からアプローチを行い、未接種対象者の多くの方が接種の意思を示され、第1回接種(2024年6月25日~7月4日)は、学生128人、教職員36人の計164人が接種を受けました。

 接種当日は大きな混乱もなく、また大きな体調の変化を来たす方もいませんでした。引き続き、第2回目、第3回目接種を9月、1月に予定しており、接種率の向上に寄与できるよう取り組んでまいります。

 今回の記者発表は、この集団接種が、未接種者に対して安心して接種に臨む契機になることを期待して行うものです。

報道発表資料はこちらをご参照ください。