学校法人産業医科大学と北九州市とは、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、相互に緊密に連携することにより、双方の資源を有効に活用した協働による活動を推進し、医療体制の強化や地域課題の解決について、一層の連携協力を図るため、包括連携協力協定を締結する運びとなりました。
北九州市が新型コロナウイルス等の感染症に関する医学的な視点からの支援を基軸とした包括連携協力協定を締結するのは初めてです。
令和3年2月26日(金)16:00から 北九州市役所において、「包括連携協力協定」の締結式が行われました。
当日は、協定書の締結・交換、北九州市市長、本学理事長挨拶の後、本学理事長による本学の紹介と連携協力事項の説明が行われました。
多くの報道関係者による取材が行われ、報道機関に取り上げられています。
今回の包括連携協力協定は、本学のこれからの発展に大きな意義があるものです。
この協定を通して、これまで、本学が培ってきた知見を北九州の市民・企業の皆様に還元できるよう努力してまいります。
引き続き、様々なご指導、ご支援をお願いいたします。
【連携協力事項】
(1)新たな感染症(新型コロナウイルス等)対策に関すること
①
保育所・幼稚園等及び小・中・高等学校・大学等への医学的アドバイス及び相談体制・啓発に関すること
②
北九州市に関連するイベントに係る支援に関すること
③
飲食店等へのガイドライン作成・感染症対策指導等に関すること
④
感染症対策に関連し、医師・看護師の派遣等業務の支援に関すること
(2)北九州市に関連する施設及びイベントに係るスポーツ医学に関すること
(3)災害対策及び地域の安全・安心に関すること
(4)増加している高齢者・障害者に対応した、医学的な視点からの支援に関すること
(5)双方の広報・PR活動に関すること
(6)コンベンションの誘致に関すること
(7)市営バスの協力による産業医科大学へのアクセス向上に関すること
(8)産業医科大学が行う教育・研究・診療への支援に関すること
(9)その他、地域の活性化及び市民の健康づくりに関すること
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