急性期診療棟 の 新築工事を開始いたします(大学病院の施設拡充計画)
将来にわたり、高度急性期医療の中核を担い、指導的役割を果たす基幹病院として、更なる機能強化を図ります。
急性期診療棟のダイジェスト版はこちら
コンセプト
・急性期医療の機能強化⇒効率的な部門連係と迅速な動線の確保
・成長と変化への柔軟な対応
⇒既存棟との連携を考慮・機能拡張の確保・省エネに配慮した計画
・医療環境の充実⇒患者・スタッフの安全を守り、心地いい施設づくり
・大学病院機能を特化⇒臨床研究・実習及び生涯教育の視点からの施設計画
・災害に強く、サスティナブルな建築
⇒BCP(事業継続計画)を支援し、ライフサイクルコストを低減する施設計画
建物概要
・構造:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 免震構造
・階数:地上5階建て
・床面積:約21,782㎡
フロア構成
各フロアの紹介
エントランスホール(1階)
総合周産期母子医療センター(NICU)(2階)
NICU(15床)、MFICU(6床)、GCU(6床)とし、急性期女性病棟(うち産科病棟12床)を併設する計画とします。
WEBカメラ面会室(2階)
NICU、GCUの面会はWEBカメラによる面会専用室を2室設置し、ご家族の面会も可能とする計画とします。(GCUは窓越し面会を1室設置)
・手術室は17室(ハイブリッド手術室含む)とし、将来の手術件数の増加に備え、増設スペースを1室確保します。
・手術室は回収廊下を設置しない中央ホール型とします。一般手術室はポッド型に配置し、面積効率が高く、手術を受ける患者さんの心理面にも配慮した計画とします。
集中治療室(3階)
ICUは10床を整備し、そのうち2床を陰圧個室とします。
スタッフステーションを中央に配置した見守りやすいホール型とします。
スタッフリフレッシュルーム(4階)
スタッフの憩いやコミュニケーションの場となるリフレッシュルーム、屋外リフレッシュスペースを設置します。
急性期病棟(4階、5階)
・1看護単位、4床室4室、個室26室の計42床で構成します。
・5階病棟はH型の1フロア2看護単位で計画します。
2つの病棟の効率性を高めるようにステーションリンクを設け、スタッフエリアを集約し、動線の短縮、業務の効率化を図ります。
建設位置
急性期診療棟の工事進捗状況