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産業医科大学病院急性期診療棟建設にかかる寄付金の募集について

寄付金の受付は令和6年9月30日で締め切りました。
皆様からのご協力、誠にありがとうございました。

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 産業医科大学は、これまで自律的で指導力を持った産業医、産業保健専門職を養成し、本学の卒業生の多くは、様々な産業保健活動や産業医学分野の研究等で中心的な役割を果たしています。

 また、産業医科大学病院は、北九州地区唯一の大学病院および特定機能病院として質の高い安全な医療・教育を行っています。

 特にがん診療の分野では、近年は北九州医療圏で最も多くの患者さんの診察を行っています。これはひとえに、これまで開設以来産業医科大学病院の運営に当たり、尽力された多くの地域医療機関および関係者の方々の支援の賜物であります。

 一方で、病院開設から、40年以上が経過し、施設の老朽化や狭隘化が目立つため、令和5年8月の開院を目指して急性期診療棟新築工事を令和3年5月に開始いたしました。

 急性期診療棟は、急性期医療に関わる最新の医療技術の集約と部門の強化・集約化を基本コンセプトとしており、また、産業医の養成が強く求められる中、産業医科大学ならではの産業医養成にかかる臨床教育の機能も併せて強化することとしています。

 地域における担うべき役割として、大学病院であることの特性を踏まえて、全診療科に対応した高度急性期医療を行い、特にがん、自己免疫疾患等の難治性疾患の診療や周産期医療の中核を担うとともに、医師派遣や教育・研究等の機能、本学設立の趣旨に沿った、専門的かつ実践的な能力を持つ産業医の養成および治療と仕事の両立を支援するサービスの提供について、維持・充実を図ってまいります。

 産業医学臨床センターを備え、産業医活動の広がりに伴うアドバイスなど、サポートを行うとともに、従来より実施してきた若手および中堅産業医に対する能力向上研修も更に充実させてまいります。

 産業医科大学といたしましては、十分な資金の確保と経費の節約といった自助努力に努めておりますが、急性期診療棟建設にかかる整備の趣旨にご賛同いただき、厳しい経済情勢のもと誠に恐縮ではございますが、格別のご支援、ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

                                     令和3年8月1日

寄付金募集要項

1 募金名称

産業医科大学病院急性期診療棟建設募金


2 募金目的及び使途

急性期診療棟建設にかかる整備に関する次の経費に使用させていただきます。
(1)学生の教育環境整備
(2)卒業生産業医等の産業保健活動支援および中堅産業医に対する能力向上にかかる研修
(3)患者の療養環境整備
(4)職員が働きやすい環境整備
(5)急性期診療棟建設にかかる必要な費用


3 目標額

10億円


4 募集金額

個人  1口   5,000円以上
法人  1口 100,000円以上

 

5 募集期間

令和3年8月1日 (日)~