「妊婦の血中金属類濃度と前置胎盤・癒着胎盤との関係(エコチル調査)」について
エコチル調査:産業医科大学が妊婦の血中金属類濃度との前置胎盤・癒着胎盤との関係について発表
産業医科大学は、環境省及び国立環境研究所が統括し実施している大規模コホート調査「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」の地区別の調査拠点(ユニットセンター)の一つとして、調査を行っています。
この度、本調査の中心仮説(エコチル調査で解明したいこと)に係る研究成果が発表されることになりました。本発表は、大規模コホート調査の結果を用いて複数の金属類と前置胎盤・癒着胎盤との関係を検証した世界で初めての研究であり、画期的な研究といえます。
今後もこれらの研究を通して、引き続き、子どもの成長や健康に影響を与える化学物質等の環境要因が明らかとなることが期待されます。
※前置胎盤とは
胎盤が正常より低い位置(膣に近い側)に付着してしまい、そのために胎盤が子宮の出口の一部または全部を覆っている状態をいいます。
※癒着胎盤とは
胎盤が母体の子宮に癒着して剥がれない状態をいいます。
報道発表資料はこちらをご参照ください。
報道発表資料に関する問い合わせ先
国立研究開発法人国立環境研究所環境リスク・健康研究センター
エコチル調査コアセンター
jecscore@nies.go.jp(担当:中山祥嗣)
エコチル調査に関しては、
環境省エコチル調査ホームページ http://www.env.go.jp/chemi/ceh/
エコチル調査産業医科大学サブユニットセンターホームページ http://www.ecochil-fukuchan.jp/
をご覧ください。