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生体物質化学 教育内容

 

生体物質化学/医学基礎実験

 生体物質や医薬品を取り巻く物理化学と化学反応を理解することがこの授業の大きな目的です。

 生体活動は様々な化学物質と化学反応によって維持されています。体がどの様な物質で構成されているのか,どの様な化学反応を引き起こしているのかを学習します。また,医薬品の開発はまさに日進月歩です。新薬開発だけでなく,分析・診断技術,素材の開発などの多くが化学と関係します。更に,患者さんへの処方箋という形で医薬品の提供に関わる医師において,マテリアル化学的な知識、理解は大切です。将来にわたって医療現場の技術革新,医薬品の提供に責任を持って対応できるよう,基本的な化学の素養を身に着けてほしいと思っています。 

 実験では酸・塩基平衡,ガスクロマトグラフィー(GC)による脂質の分析,アセチルサリチル酸(アスピリン)の合成等を行っています。これらは,基礎医学,産業医として重要な作業環境化学,医薬品に対する初歩学を学習する機会になります。

 

総合教育セミナー

 各教員が担当する少人数セミナーです。科学の書物を読み,レポートを書くことや発表する練習をします。基礎実験にも触れ,さまざまな知識,スキルを身につけるための授業です。

 

 

基礎研究室配属

 昨年度のテーマ

  「糸球体病変の原因遺伝子TRPC6を標的とした有機小分子化合物の開発」