放射線衛生管理学
ご 挨 拶
平成25年4月に、産業生態科学研究所に放射線健康医学研究室として新設されました。原発事故に伴う廃炉作業等放射線業務従事者や医療従事者などに対して総合的な放射線の労働衛生対策に携わっていきます。作業管理、作業環境管理、健康管理、労働者教育の適切な実施が重要であり、これらを現場で適切に指導・実施できる専門的な産業保健人材の育成をしていきます。 そのために、放射線業務従事者の健康影響の疫学的研究、低線量放射線被曝による生体影響評価法の開発、特に分子生物学や生化学、遺伝学的手法を用いた細胞・マウス実験による基本的な放射線健康影響研究の充実を図ります。さらに放射線災害を含めた災害初期対応者や福島原発作業員への教育や実務的な活動に関しても対応していきます。
令和2年4月より放射線衛生管理学研究室に名称を変更しました。
教授 岡﨑 龍史
放射線学入門
本書は、緊急被曝ガイドとして放射線の基礎と原発事故での放射線影響、福島の現状までをわかりやすく図説しています。
放射線教育講習プログラム(youtube)